執筆者プロフィール
- 名前:大木寛人(仮名)
- 性別:男性
- 年齢:37歳
- 職業:サラリーマン
- 被害額:650万円
みなさん、初めまして。とある過去のトラブルにより、心の傷が癒えないまま、鬱々とした日々を送る者です。
当時のことを思い出すと、心が引き裂かれるような気持ちになりますが、僕のような被害者を生まないためにも、こちらのコラムサイトに寄稿させていただきました。
拙い文章ですが、最後までご覧いただけますと幸いです。
僕はかつて、キャバクラの人気嬢を好きになり、彼女との結婚を真剣に考えていたのです。
彼女も僕の話に耳を傾け「結婚したい」と返してくれました。その言葉を信じた僕は、彼女のためにできる限りのことをしてきたつもりです。
しかし、それはすべて幻想でした。
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出会いは都内のキャバクラ
しかし、巡り合わせが悪かったのか、なかなか思うような女性とは出会えず、結婚どころか人生に対するモチベーションもダダ下がりの状態でした。
きっと、そんな滅入った気持ちを埋めるために、キャバクラに通っていたのでしょう。そこで出会ったのが、彼女でした。
彼女はそのキャバクラの中で1位・2位を争う人気嬢で、笑うとえくぼができる、かわいらしい女性でした。
当初は楽しく会話ができればいいな…くらいの感覚で接していましたが、好きなアニメやアーティストが共通だったこともあり、仲良くなるまで時間はかかりませんでした。
その頃から「ひとまわりも年齢が違うのに…」「こんなに話のあう子がいるなんて…」と、意識していました。
脈あり?脈なし?
彼女はあくまでも仕事上、そのようなふるまいをするだけで、僕はお客さんのひとりに過ぎません。
さらに、当時の僕は婚活で思うような結果が得られなかったため、ちょっとしたことでも「脈ありなのでは…?」と過敏になっていた節があります。
「たくさんのお客さんのひとりとして仲良くしてくれている…」
そう言い聞かせたうえで、会話を楽しんでいました。
しかし、彼女は僕のときだけボディタッチが多かったり、お店に訪れない日もLINEでその日の出来事を写真付きで送ってきてくれたり、他のお客さんとは異なるアプローチをしてきたのです。
当時の僕はそのようなことがある度に、インターネットで「キャバ嬢 脈あり」「キャバ嬢 好意」と検索し、少しでも条件に当てはまっていたら、ひたすら浮かれていました。
まさかの彼女から告白
その日は映画館やおしゃれなカフェなど、まさにデートスポットと言えるような場所を巡り、帰り際になんと彼女から、交際を求められたのです。
婚活で失敗続きだった僕にとって、それは天にも昇る心地だったことを覚えています。(僕の方から、告白できなかったことへの後悔すら感じたほどです。)
そして、その際に実家の家族に毎月お金を送っていること、奨学金の支払いで生活が苦しいことを打ち明けられました。
今思えば、恥ずかしい限りなのですが、浮かれている僕に冷静さは微塵もありませんでした。
援助交際スタート
さらに、キャバクラでの売上が悪かった月には、いくらか追加でお金を貸しました。
毎月、彼女に渡していた額はおよそ20万円です。これが、1年程度続きました。
また「お金の心配はしなくていいから、夜のお仕事をやめて欲しい」と言ったこともありましたが「自分で稼げる分は自分で稼ぎたい」と言われ、渋々了承しました。
結婚と新たなる借金の存在
電話に出ると、彼女がすすり泣いています。
いったい何事かと思い、詳しく話を聞いてみると、今まで黙っていた借金があるとのことでした。
その額はおよそ300万円。
「何でもっと早くいってくれなかったのか」と問いただすと、彼女は震えるような声で「別れようと言われるのが怖かったから」と言いました。
彼女が隠し事をしていたことは少しショックでしたが「だから、キャバクラをやめてくれなかったんだ…」と妙に納得しました。
しかし、今まで一度に貸したお金は、どんなに多くても30万円程度でした。300万円をポンと渡すのは、さすがに抵抗があります。
僕が返答に困っていると、彼女は「結婚して一緒に返していくから借金をして欲しい」と言ってきたのです。
冷静になりかけていた僕の思考はまたしても、おかしくなってしまいました。僕は彼女を信じることにしたのです。
いや、信じると言うより、もはや「彼女を疑う」という選択肢そのものがありませんでした。
両親への挨拶のハズが…
僕もそのタイミングで両親に結婚する旨を伝えておき、彼女の両親からの承諾を得次第、結婚の準備を始めるつもりでした。
実際に数日後、彼女から「パパもママもOKしてくれた」というLINEが届きました。
そして、彼女の両親に挨拶をしに行こうと日程を決める段階で彼女からの連絡が途絶えたのです。
今もなお残る心の傷
これらの出来事を通じて感じたのは、僕の純粋な気持ちが利用されてしまったという事実です。精神的・金銭的に支えてきた相手に裏切られたことで、僕の心には今もなお、深い傷が残っています。
結婚詐欺という言葉を使わずとも、僕が受けたこの精神的苦痛は何かしらの形で償ってもらいたいです。
しかし、それが現実的に可能なのか、僕はまだ答えを見つけられていません。
最後に
それは、どれだけ相手のことを信じていても、証拠を残すことの大切さです。
相手を心から愛し、支えたいと思ったからこそ、ほとんど証拠を残していなかった自分をひたすら責め続けています。
ぜひ、今回の一件を教訓としていただき、結婚詐欺にはご注意ください。
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