暗号資産のオンライン取引所を名乗るMBEX(mbexd.com)ですが、「出金できない」との声が上がり始めており、詐欺の可能性が指摘されています。本記事では、MBEXで報告されている詳細な出金トラブルの内容や、運営会社の実態、被害者の声、返金請求に向けた具体的な行動例、類似するサイトの存在、さらには金融庁や警察など公的機関からの注意喚起情報、そして被害に遭ってしまった場合の相談先とアドバイスまで、徹底調査した結果をまとめます。詐欺被害に遭った可能性のある方が一刻も早く適切な対応を取れるよう、分かりやすく解説していきます。

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MBEXで相次ぐ出金トラブルの詳細【被害報告】
まず、MBEXでは現在「出金しようとしてもできない」という深刻なトラブルが報告されています。実際に投資して利益が出ても、いざ出金しようとすると理由を付けて引き出しを拒まれるケースが多発しています。また、サポートに連絡を試みても返答がなく、資金を引き出せないままになってしまう被害が生じています。
被害者の一例として、マッチングアプリで知り合った外国人から暗号通貨投資を勧められMBEXを利用した30代女性のケースがあります。この女性は当初少額の利益を出金することができたため信用してしまいました。しかしその後、金額を増やして出金しようとした途端に「出金するには税金や保証金を支払う必要がある」と要求され、追加送金を求められたのです。結局、要求に応じても出金は一向に実行されず、サポートとも連絡が取れなくなってしまいました。
このように、最初だけ少額の出金を許可して利用者に安心感を与え、その後になって出金をブロックし更なる送金を要求するのは典型的な投資詐欺の手口です。特に「出金には税金が必要」などと言われた場合、それは詐欺グループの常套句であり絶対に追加で送金してはいけません。
実際、MBEX利用者からは「出金できない」「口実をつけて出金を拒否される」「サポートに問い合わせても返信がない」などの被害報告が複数寄せられています。こうした状況から、MBEXには詐欺の疑いが強いと言わざるを得ません。
MBEXの運営会社は?登録状況やサイトの実態を調査
次に、MBEXを運営する会社やサイトの信頼性について調べた結果を説明します。結論から言えば、MBEXは運営者情報が不透明で信頼性に極めて欠けています。以下に主なポイントをまとめます。
項目 | MBEXの実態 | 一般的な正規業者の場合 |
---|---|---|
運営会社情報 | 一切記載なし | 会社名・所在地・代表者名を明記 |
連絡先 | メールアドレスのみ([email protected]) | 独自ドメインのメールや電話番号を用意 |
利用規約等 | 記載なし | 利用規約・プライバシーポリシーをサイト掲載 |
金融庁への登録 | なし(無登録業者) | 暗号資産交換業者として登録済み |
ドメイン取得日 | 2025年3月7日(開設から数ヶ月) | 長年の運営実績がある |
上表の通り、MBEXの公式サイトには運営会社名や所在地、責任者名といった基本情報が一切掲載されていません。通常、正式な金融サービス業者であれば必ず明示すべき情報であり、これが無い時点で透明性に欠けきわめて怪しいと言えます。また連絡手段もサイト下部にフリーメールアドレスが記載されているだけで、電話番号も用意されていません。金融系サービスで独自ドメインではなく無料メール(gmail)を公式連絡先に使うのは極めて異例であり、信頼性は皆無と考えざるを得ません。
さらに、サイトを詳しく見ると利用規約やプライバシーポリシーといった重要なページも存在せず、法律遵守の姿勢が全く見られません。MBEXは日本の金融庁にも事業者登録を行っておらず、無許可で暗号資産取引サービスを提供している違法業者とみられます。当然、日本国内で金融庁の未登録業者が暗号資産取引を勧誘すること自体が法律違反であり、強い注意が必要です。
ドメインの情報からも怪しさがうかがえます。mbexd.comのドメインは2025年3月に取得されたばかりで、記事執筆時点で運用開始からわずか数ヶ月の新設サイトです。開設直後から大々的に投資を募っている点は不自然であり、詐欺サイトは短期間だけ運営しては閉鎖し、また別名でサイトを作り直すケースが多いため注意が必要です。
他にも、MBEXはスマホ利用者向けに一見公式アプリのようなダウンロードリンクをサイト上に表示していますが、実際にクリックするとGoogle PlayやApp Storeではなく不審なファイル(構成プロファイルやAPKファイル)が直接ダウンロードされます。これは公式の審査を経ていない偽アプリをインストールさせる手口であり、利用者の端末にウイルスを仕込まれる恐れもある非常に危険な行為です。正規の取引所であれば公式ストア経由でしかアプリ提供しないため、MBEXのこのような点も信用できない要素となっています。
以上の調査結果から判断して、MBEXは実体のない架空の取引プラットフォームであり、投資家から資金を騙し取る目的で作られた疑いが極めて高いと言えます。運営者は名乗りを上げておらず所在地も不明ですが、ネット上の情報では海外、特に中華系の詐欺グループが関与している可能性があるとの指摘もあります。いずれにせよ、信頼に足る企業が運営している形跡は全く確認できません。
被害者の声・評判は?X(旧Twitter)や知恵袋等の投稿状況
では、実際にMBEXを利用して被害に遭った方々の声はネット上に出ているのでしょうか。調査のため、SNSや掲示板を確認しました。
X(旧Twitter)での言及
Twitter(X)上で「MBEX」や「mbexd.com」に関する投稿を検索したところ、具体的な被害報告や警告ツイートは現時点では多く見つかりませんでした。これはMBEXがまだ開設から日が浅く、被害が表面化し始めたばかりである可能性があります。詐欺サイトは開設直後は被害者も少なく情報が拡散されにくいため、SNS上で話題に上らないケースも多いです。しかし今後被害が拡大すれば、注意喚起の投稿が増えてくる可能性があります。現段階でSNS上に情報が見当たらないからといって安全とは決して言えない点に注意が必要です。
Yahoo!知恵袋での相談
Yahoo!知恵袋(ヤフーのQ&Aコミュニティ)でも「MBEX」や「出金できない」に関する質問を調べましたが、こちらも**投稿は確認できませんでした**。知恵袋などに被害相談が投稿され始めるのは、被害者が一定数に達してからであることが多いです。今はまだ名前が出ていなくても、水面下では被害が広がっている可能性があります。
5ちゃんねる(掲示板)の様子
匿名掲示板の5ちゃんねるでも関連スレッドや書き込みを検索してみましたが、現時点では目立った投稿は見られませんでした。ただし5ちゃんねるでは、ある時点から急に情報が集中的に投稿されるケースもあります。特に被害者同士が情報共有を図る場として後追いでスレッドが立つことも考えられます。今後引き続き動向を監視する必要があるでしょう。
海外の評判・口コミサイト
MBEXは主に日本人投資家を狙ったサイトとみられ、海外の口コミサイトやフォーラムでも現時点ではレビューや苦情は見当たりませんでした。例えば、ブローカーの評価サイトやScamAdviserといった国際的なサイトにもMBEXのスコアやコメントは登録されていません。世界的に見ても利用者がほとんどおらず、ごく限られた範囲で詐欺行為が行われている可能性があります。情報がないこと自体が警戒材料とも言えます。
以上のように、SNSや掲示板で表立った声は少ないものの、既に複数の詐欺被害に関する調査サイトではMBEXに対する「出金できない」「連絡が取れない」との被害報告が多数確認されています。被害者自身がネット上で声を上げられていなくても、専門家による注意喚起記事が複数公開されている状況です。被害者の中には「自分だけが騙されたのかもしれない」と悩んで表沙汰にしない方もいますが、決して一人で抱え込まず、後述する相談先にぜひ助けを求めてください。
MBEXで出金できない場合の返金請求・被害回復に向けた行動例
もし残念ながらMBEXに入金してしまい、出金拒否など被害に遭っている場合、少しでも資金を取り戻すために速やかに以下のような行動を取りましょう。
- 支払い元への連絡:MBEXへの入金に使用した支払い手段(銀行振込、クレジットカード、電子決済サービスなど)がある場合、直ちに各金融機関に連絡してください。
- クレジットカードで入金した場合:カード会社に事情を説明し、不正利用の可能性があるとしてチャージバック(支払い取消)の申し立てができるか相談します。早期であれば返金が認められるケースもあります。
- 銀行振込の場合:振込先口座が特定できる場合は銀行に事情を伝え、可能であれば組戻し(振込取消)の手続きを試みます。ただし、相手が既に出金済みの場合は資金を戻すのは困難です。
- 暗号資産で送金した場合:残念ながら送金完了後の暗号資産は基本的に取り戻せません。ただ、取引所経由で送った場合は取引所サポートに相談し、先方ウォレットの監視や凍結協力を依頼できる可能性もわずかにあります。
- 証拠の保存:出金を拒否された際のやり取り(メールやチャットのメッセージ)、取引履歴、残高画面のスクリーンショット、送金先のウォレットアドレスなど、関連する証拠はすべて保存してください。今後の捜査や法的手続きで重要な手がかりになります。特にMBEX側から提示された「税金支払い指示」などのメッセージは決定的な詐欺の証拠になります。
- 警察へ被害届を提出:可能性として詐欺にあったと判断したら、速やかに最寄りの警察署に行って被害届を提出しましょう。被害金額や経緯を詳細に伝え、証拠も提出します。海外絡みの詐欺案件ではありますが、警察に届け出ることで事件として扱われ、他の被害者と情報が照合されたり、口座凍結など何らかの捜査が進む可能性があります。泣き寝入りせず正式に被害申告することが重要です。
- 関係各所への相談:警察への届出と並行して、消費生活センター等の公的機関や詐欺被害に詳しい専門家へ相談することも有効です。各都道府県の消費生活センターは被害回復のアドバイスを行っており、トラブル解決の手助けとなる情報を提供してくれます。また、後述するような専門の法律事務所や弁護士に相談すれば、法的措置や犯人追跡について具体的な助言が得られるでしょう。
- 追加送金の要求に応じない:「資金を返すために保証金が必要」などと言われても、それ以上一切送金しないでください。詐欺グループは被害者心理につけこみ、さらにお金を搾り取ろうと様々な口実で要求をエスカレートさせます。出金できない時点でそれ以上の支払いは100%詐欺ですので、以降は相手と連絡を取らず無視してください。
これらの行動を取ることで、必ずしも全額が戻る保証はありませんが、何もしなければ被害が拡大する一方です。早めの対処が被害回復への第一歩です。また、このような詐欺では「リカバリー詐欺(二次被害)」にも警戒してください。例えば「あなたのお金を取り戻します」と持ちかけて新たな手数料をだまし取ろうとする詐欺師も存在します。返金をうたう怪しい業者には近寄らず、信頼できる公的機関や専門家に相談しましょう。
同名・類似の詐欺サイトはある?MBEXと関連する動き
MBEXのような出金不能となる投資詐欺サイトは、これだけに限りません。詐欺グループは手口を変えずにサイト名やドメインだけを変えて使い捨て的に犯行を繰り返す傾向があります。実際、暗号通貨やFX取引を装った同様の偽サイトの報告が他にもあります。
例えば最近では、「LBMA」(lbnnas.com)というMBEXと同時期に現れたサイトでも「出金できない」「サポートと連絡が取れない」といった被害が確認されています。LBMAはロンドン貴金属市場協会(London Bullion Market Association)の略称を思わせる名称ですが実態は無関係で、MBEXと手口が酷似していることから同じグループによる詐欺サイトではないかと疑われています。
また、「bybitjp.org」というサイトが「WEBAI取引センター」と名乗り、実在の大手取引所Bybitを装った偽サイトだった例も報告されています。このように、一見それらしい名前を掲げた架空の取引所が次々と作られているのが実情です。MBEXという名称自体は有名企業の略称ではないものの、どことなく既存の取引所名に似せて安心感を持たせようとしている可能性があります。
さらに、詐欺サイト同士でリンクし合ったり、過去に閉鎖したサイトの会員データを使い回して新サイトに勧誘してくるケースもあります。MBEXがもし突然閉鎖しても、別名で類似サービスが登場するかもしれません。したがって、「新しく現れた高利回りを謳う取引プラットフォーム」は常に疑いの目を持って確認することが大切です。少しでも怪しい点(運営情報がない、連絡先が不明、短期間で閉鎖と再開を繰り返している等)があれば、そのサイトには近寄らないようにしましょう。
金融庁・警察など公的機関からの注意喚起情報は?
MBEXに関して、現時点で金融庁や警察庁が名指しで注意喚起を発している情報は確認できません。しかし、前述の通りMBEXは金融庁への登録を一切行っていない無登録業者です。日本の金融庁は無登録で暗号資産交換業を行う海外業者に対して随時警告書を発出しており、過去にはKuCoinやMEXCなど複数の海外取引所が警告対象となりました。MBEXも同様に、日本国内で勧誘行為が把握されれば警告リストに載る可能性があります。金融庁の警告リストに掲載されていない業者であっても安全という保証は全くなく、むしろ注意喚起前の新手の業者である可能性が高いことを念頭に置いてください。
また、警察庁や各都道府県警も「SNSを悪用した投資詐欺」に対する注意喚起を行っています。警察庁の特殊詐欺対策ページによれば、SNSやマッチングアプリで知り合った人物から暗号資産投資を持ちかけられ、「二人の将来のため」といった名目でお金を出させる手口が増えています【参考:警察庁SOS47「SNS型投資・ロマンス詐欺」】。最初は儲かったように見せかけ、出金を試みると「手数料が必要」などとさらに送金を要求し、繰り返しお金を騙し取るという典型的なパターンです。まさにMBEXで報告されている被害状況と一致しており、警察も「マッチングアプリで知り合った相手からお金の話が出たら要注意」と呼びかけています。
このようなSNS型投資詐欺は近年急増しており、警察や消費者庁も被害防止のための情報提供を積極的に行っています。金融庁・警察いずれの公式見解でも、「不審な業者とは取引しないこと」「おかしいと思ったらすぐ相談すること」が強調されています。公的機関が出している客観的な情報も参考にしつつ、冷静に判断しましょう。
被害に遭った場合の相談先とアドバイス(法律事務所・警察など)
もしMBEXのような悪質サイトに騙されてしまったら、一人で悩まずに以下のような相談先へ連絡し、専門家の力を借りることを強くおすすめします。
- 警察への相談:最寄りの警察署または警察相談専用ダイヤル(#9110)に相談しましょう。「投資詐欺の被害に遭った可能性がある」と伝え、今後どう対応すべきかアドバイスを受けます。被害届をまだ出していない場合はその手続き方法も教えてくれます。警察は被害相談を受けると必要に応じて捜査機関と連携し、犯人グループの追跡や被害実態の把握に動きます。また、被害届提出の際に不安な点があれば遠慮なく質問し、指示を仰いでください。
- 消費生活センター等 公的機関:各地域の消費生活センター(電話188番)では、詐欺被害に関する相談を無料で受け付けています。専門の相談員が事例に応じた対処法を助言してくれるほか、必要に応じて警察や関係機関と連携してくれる場合もあります。公的機関なので安心して相談でき、泣き寝入りしないための心強い味方となってくれるでしょう。
- 弁護士・法律事務所への相談:投資詐欺に詳しい弁護士に相談すれば、法的手段による解決の可能性を探ることができます。例えば詐欺グループに対する損害賠償請求や、犯人の特定調査(口座名義の追跡など)について助言・支援してもらえます。海外絡みの案件は簡単ではありませんが、専門の詐欺被害対応チーム(弁護士・司法書士・調査会社・元警察官OBなどが連携している事務所)であれば各方面から早期解決に向けて動いてくれるでしょう。無料相談を受け付けている法律事務所もありますので、まずは現状を話してみることをおすすめします。
- マッチングアプリやSNSの運営元:今回の詐欺のきっかけとなった出会い系アプリやSNSがある場合、その運営会社にも被害報告を行いましょう。悪質ユーザーのアカウント停止や、他の利用者への注意喚起メッセージ配信など対応してくれる可能性があります。同様の手口で他の利用者が騙されるのを防ぐためにも、協力を依頼してください。
相談する際は、「MBEXというサイトでこのような被害に遭った」と経緯を具体的に伝えるようにしましょう。保存しておいた証拠類も提出すれば、より的確なアドバイスが得られます。特に法律の専門家に相談する場合、相手の所在地が海外でも対応できるか、費用や見込みなど不明点はしっかり確認してください。
金銭的被害への対応だけでなく、精神的ケアも重要です。詐欺被害に遭うと「自分が情けない」と落ち込んでしまう方も多いですが、決してあなたのせいではありません。同様の手口で多くの人が騙されています。信頼できる家族や友人、専門のカウンセラーなどに気持ちを打ち明け、心のケアも図ってください。前を向いて行動することが、被害回復への第一歩です。
まとめ:MBEX(mbexd.com)は出金トラブルが相次ぎ詐欺の可能性が極めて高いサイトです。もし誘われても決して入金してはいけません。既に被害に遭ってしまった場合でも、迅速に行動し適切な機関へ相談すれば、被害回復や今後の被害拡大防止につなげることができます。一人で悩まず、早めの対処と周囲への相談を心がけてください。

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