スズバースは詐欺?なりすましや悪用事例と注意点を徹底解説

最近話題のスズバース(Suzuverse)という名称について、「詐欺ではないか?」との不安の声が聞かれます。スズバース自体はAIやブロックチェーン技術を活用したメタバース関連のサービスですが、その名前をかたる不審な勧誘や被害報告も出始めています。本記事では、スズバースが詐欺に関与している可能性、スズバースになりすます業者の存在、さらにスズバースの名前を悪用した詐欺の手口について、公式情報や被害者の声を元に徹底調査しました。健全な企業である可能性にも配慮しつつ、怪しいポイントや注意すべき点を解説します。

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スズバースとは何か?概要と仕組み

まずスズバース自体の概要を簡単に整理します。スズバース(Suzuverse)は日本発の分散型メタバース・プラットフォームで、AIを搭載したアバターやNFTを活用し、仮想空間で活動して稼げるというコンセプトを掲げています。例えば、専用アプリ「Suzuwalk(スズウォーク)」で歩いたり愛犬のアバターと散歩すると仮想通貨を獲得できると宣伝されており、「歩くだけで稼げる」などとうたわれています。また元ライブドア元役員の宮内亮治氏がプロジェクト代表を務めていることでも注目されました。

スズバースは専用トークン「SGT」やNFTアート(いわゆるAIアート)を販売するビジネスモデルで、ユーザー同士でNFTキャラクターを売買したり、プレイヤーがDAOメンバー(分散型自律組織の参加者)としてプロジェクトに関与できる仕組みもあるようです。しかし一方で、「○年後に株価○倍」「近くNASDAQ上場予定」といった投資勧誘的な触れ込みが一部で行われており、単なるゲームやサービスの枠を超えて投資商品的な側面が強調されているケースも見受けられます。

スズバース自体は詐欺なのか?公式見解と疑惑

まず肝心の「スズバースそのものは詐欺かどうか」ですが、現時点で公式には詐欺ビジネスであると認定された事実はありません。スズバース公式サイトでも、「正式に運営されており、詐欺と断定できる事実は確認されていない」といった旨の説明がなされています。しかし、ユーザー間ではビジネスモデルに対する疑念や不信感が広がっているのも事実です。

例えば、インターネット上のQ&Aサイト「Yahoo!知恵袋」には、スズバースについて尋ねる投稿が複数見られます。その中でベストアンサーとして寄せられた意見の一つは、「スズバースはおそらくポンジスキームでしょうね」という非常に厳しい指摘でした。ポンジスキームとは出資金を新規参加者からの資金で配当を装い、自転車操業的に成り立たせる詐欺的手法です。この回答者は、「人を勧誘すれば配当金がもらえる仕組みになっている」「NASDAQ上場の根拠もなく、現社長宮内氏に逮捕歴があるため上場は難しいだろう」と具体的な懸念点を挙げています。また「暗号資産(NFT付きAIアート)の発行には本来金融庁への登録が必要だが、スズバースは未登録のため金商法違反の疑いがある」といった法的リスクにも言及されていました。

一方で、別の視点からは「スズバースは国産のブロックチェーンサービスであり怪しい詐欺ビジネスではない」との見解もあります。要するに、スズバース自体は一応実態のあるプロジェクトであり、単純に何も存在しない架空の詐欺案件とは断言できないということです。実際、ブロックチェーンゲームやAIチャットなどのサービス提供は行われており、独自トークンSGTも仮想通貨取引所で売買されています。ただし、こうした擁護論者も「スズバースの名前を使った詐欺的なサイトや偽アカウントには注意」と付け加えており、プロジェクトそのものと周辺の詐欺行為は分けて考える必要があると示唆しています。

総じて言えば、スズバースそのものが直ちに詐欺と確定したわけではないものの、資金集めの手法や宣伝内容がマルチ商法的・投機的であるため「極めて怪しい」「リスクが高い」と感じる人が多い状況です。特に「◯年後に株価◯倍になる」「近々上場するから今のうちに買えば大儲けできる」といった誇大な謳い文句は、たとえプロジェクト側が直接言っていなくとも、周囲の関与者が広めているケースがあり、これがスズバースの信用を大きく傷つけている要因と言えます。

スズバースを装った詐欺行為の実態

次に、本来は別人・第三者がスズバースの名を騙って行っている詐欺行為について見ていきます。公式が「自社は詐欺ではない」と主張していたとしても、スズバースの名を使った犯罪的な勧誘が存在することは事実です。ここでは実際に報告されているなりすましの事例悪用の手口を紹介します。

公式偽装アカウント・偽サイトによる勧誘

スズバース運営は2023年より、自社になりすます詐欺グループの存在を公式サイト上で警告しています。例えば2023年6月の公式発表では、「スズバースの公式チャンネルを装った2つの詐欺グループが存在する」ことが判明したと報告されています。具体的にはTelegram上の偽コミュニティで、「SuzuVerseChat」「スズヴァース$SGT」といった名称のグループが公式を装いユーザーを集めていたとのことです。当然これらはスズバースとは一切無関係であり、運営側は詐欺グループによる偽情報の拡散に対して注意を呼びかけました。

また、2024年12月にはスズバース公式X(旧Twitter)アカウントが不正アクセス被害に遭う事件も起きています。アカウント乗っ取り中に詐欺的なDM送信や投稿が行われる可能性があったため、運営は復旧まで「公式Xアカウントとは一時的に連絡を取らないでほしい」と異例の呼びかけを行っています。公式アカウント自体が悪用されてしまうケースであり、被害拡大を防ぐため迅速な注意喚起がなされました。

スズバースの公式サイトは「suzuverse.com」および「suzuverse.jp」ですが、昨今はよく似たURLや偽サイトを用いてユーザーを騙す手口も考えられます。例えばメールやSNSで「〇〇@suzuverse.com.co」のような一見公式風のアドレスから連絡が来たり、検索結果に公式を装った偽サイトが表示される可能性も否定できません。実際に公式も「Suzuverseは機密性の高い個人情報を要求したりウォレットの秘密鍵を聞いたりすることは絶対にない」と声明し、「そうした情報を要求してくる相手は偽物だから共有しないように」と呼びかけています。したがって、もし「スズバースの公式サポート」を名乗る相手から怪しいメッセージが届いた場合は、一旦疑い、公式サイトに掲載された問い合わせ先やサポートメール([email protected])に直接確認することが重要です。

宝くじ・出資話を持ちかける巧妙な勧誘

スズバースの名を騙った詐欺では、もっと個人的な関係を利用したケースも報告されています。Yahoo!知恵袋には「両親から『スズバースの宝くじに使うからメールアドレスを教えて欲しい』と言われたが、調べても怪しいサービスなので困惑している」という趣旨の相談が投稿されていました。この相談者はスズバースに関する信憑性のある情報が見当たらず不安になったとのことですが、回答者からは「宝くじサービスを本当にスズバースがやっているかは不明だが、おそらく典型的な投資勧誘だろう」との指摘がされています。

実際、スズバース運営自体は宝くじ的なキャンペーンを公式発表していないため、もし「スズバースで○○が当たる」「抽選に参加できる」などと言われたら注意が必要です。それは第三者がスズバースの名前を使って興味を引き、個人情報やお金をだまし取る罠である可能性があります。

さらに巧妙なのは、スズバースの商品そのものを使った出資話です。2024年末、スズバースの公式社員を装ったアフィリエイターが不適切な勧誘を行っていたことが発覚し、運営が公表しています。その手口は「複数人でお金を出し合って**NOBUNAGA X**というスズバースの高額アバターを共同所有し、そこから生まれる収益を出資額に応じ分配する」というものです。しかし運営によれば、スズバースではアバターやトークンの共同所有制度も、収益分配のシステムも一切提供していないとのことでした。つまり、あたかも「スズバースで儲かる仕組みがある」かのように装って出資を募る完全な詐欺行為だったのです。

この偽社員アフィリエイターの件では、内容が金融商品取引法上の無登録募集(集団投資スキーム持分の違法な勧誘)に該当する明らかな違法行為であるため、スズバース運営は金融庁や警察に通報し厳正に対処すると発表しています。このように、たとえスズバースが用意した正式な商品(NFTアバター等)であっても、それをネタに第三者が勝手な投資スキームを持ちかけてくるケースがあります。「みんなでお金を出せば配当がもらえる」「将来〇〇倍になるから今のうちに買おう」などという誘い文句には十分警戒してください。

被害者の声に見る詐欺の手口と影響

では、実際にスズバース関連の勧誘で被害に遭った人々はどのような体験を語っているのでしょうか。SNSやQ&Aサイト上の生々しい被害者の声から、その巧妙な手口と被害の実態を探ります。

Yahoo!知恵袋のある投稿では、「暗号資産が儲かった時に返すと言われて、実の母に詐欺にあった感覚で何とも言えない気持ちになりました」といった切実な声が寄せられています。このケースでは、高齢の母親がスズバースのNFTビジネスにのめり込み、息子にまで「一緒にスズにゃんこ(スズバース関連のNFTキャラクター)を購入しよう」と誘ってきました。最初は宝くじ感覚でと数万円を出資させられ、後から「暗号資産が儲かったら返す」と言われたものの実際には何も返ってこなかったとのことです。息子さんは「親に騙されたようでショックだった」と述べており、その後も母親が追加投資をせがむため家庭崩壊寸前の深刻な事態に陥っています。

また、X(旧Twitter)上でも被害者や周囲の人からの警鐘が鳴らされています。「#スズバース被害者の会」というハッシュタグや専用アカウントでは、被害情報の共有と注意喚起が行われている状況です。ある投稿では「詐欺会社が詐欺の注意勧告はネタとしか思えない」と皮肉を込めたコメントも見られました。これは、スズバース運営が公式サイトで「弊社を装った詐欺にご注意ください」と注意喚起していることに対し、「肝心の会社自体が詐欺ではないのか?」という疑いを呈したものです。また別のユーザーからは「本当に儲かるビジネスがあるなら一般人にわざわざ教えるわけがない. 結局、自分が儲けるために人を利用しようという魂胆なのだ」と鋭い指摘も出ています。このようにSNS上では、実際にスズバース案件で損害を受けた人達や、それを間近で見た人達による怒りや嘆きの声が後を絶ちません。

被害者の声から浮かび上がる共通点は、「身近な人から誘われる」「絶対儲かると強調される」「途中でおかしいと気付いても引き下がれない雰囲気になる」といった点です。家族や友人という信用できるはずの存在が勧誘してくるため疑いにくく、また「有名企業の元役員が関与」「大手取引所に上場予定」など耳障りの良い話が強調されることで冷静な判断を狂わせてしまいます。一度お金を出してしまうと「今やめたら損するかも」と心理的に抜けにくくなるマインドコントロール的な側面も指摘されています。実際、知恵袋の相談者の中には母親がセミナーに参加するなどして完全に信じ込んでしまい、家族の説得にも耳を貸さなくなった例もありました。

類似する海外事例とグローバルな注意喚起

スズバースのように新技術や流行のキーワードをうたう投資案件は、日本に限らず世界中で詐欺師の標的となりがちです。過去には「歩いて稼げる」を掲げた海外発のMove-to-Earnアプリ「StepN(ステップン)」が人気となりましたが、そのブームに便乗して偽アプリやフィッシング詐欺が横行した例もあります。同様にメタバース×仮想通貨という分野は専門知識が必要な反面、一般の人には分かりにくいため巧妙な偽プロジェクトが乱立しやすい土壌と言えます。

実際、海外の仮想通貨コミュニティでも「これは詐欺ではないか?」と警戒喚起する声は珍しくありません。プロジェクト自体が英語や多言語で展開している場合、国内外で同時に被害が生じる恐れもあります。スズバースも日本発ながらグローバルに情報発信をしているため、英語圏の投資家などから疑問視される場面も出てきています。実際、スズバース公式Xアカウント(乗っ取られる前の投稿)でも「This is the end of the tweet! Any post below this that looks like us is likely a phishing scam. Do not click links from other tweets or comments.」と英語でフィッシング詐欺への注意を呼びかけていました。これは海外のユーザーにも偽アカウントに騙されないよう注意してほしいというメッセージです。

海外事例から学べるのは、「楽して儲かる」「絶対に増える」といった甘い言葉には万国共通で罠が潜んでいるという教訓です。言語が違っても、詐欺師の手口は似通っています。例えば「著名人が参加している」「政府から助成金が出ている」「画期的技術でリスクなし」といったもっともらしい触れ込みで信用させ、実態のないトークンや権利を売りつけるのです。スズバースの場合も、「元ライブドア宮内氏が代表」「NFT業界の革命的プロジェクト」と聞くと何だかすごそうに感じますが、それだけで安心してはいけません。海外でも国内でも、大切なお金を預ける前に必ず複数の情報源で調べ、少しでも怪しい点があれば投資を踏みとどまる慎重さが必要です。

まとめ:冷静な判断と相談先の活用を

スズバースという名前をめぐる詐欺の可能性について、公式の対応や被害者の証言を交えて解説してきました。現状では、スズバース自体が詐欺と断定されたわけではないものの、その周辺で違法な勧誘やなりすまし詐欺が発生していることは否定できません。プロジェクト側も「誤情報の拡散は深刻な信用失墜につながる」と懸念を示し、不正行為者の排除に動いています。利用者としては、公式情報を鵜呑みにするだけでなく、その裏で何が行われているかにも目を配ることが重要です。

もし今後、スズバースや類似のサービスで「必ず儲かるから参加しないか?」といった勧誘を受けたら、まずは疑ってかかりましょう。甘い言葉の陰にはリスクが潜んでいるものです。また、既にお金を払ってしまって不安に感じている方は、泣き寝入りせず速やかに行動してください。最寄りの警察署や消費生活センターに相談したり、必要に応じて弁護士など法律の専門家に助言を求めることを強くおすすめします。特に投資詐欺の疑いがある案件では、早期に公的機関へ情報提供することで被害拡大を防げる可能性があります。

スズバースの公式が健全に運営されユーザーが安全に楽しめるサービスであるなら望ましいことですが、残念ながら現時点では周囲で悪用する者が存在する以上、自己防衛は不可欠です。大切な資産を守るためにも、常に冷静な判断と慎重な行動を心がけましょう。

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この記事を書いた人

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