結婚詐欺の手口と見分け方!被害を回避する方法と相談先も紹介

結婚詐欺の見分け方を知り、大きな被害を避けたいとお考えではありませんか。

本記事では、結婚詐欺のよくある手口とともに、結婚詐欺師が潜む場所や見分け方を解説します。詐欺を回避する方法や対処法もわかるため、ぜひ参考にしてください。

結婚詐欺のよくある手口

結婚詐欺のよくある手口
結婚詐欺のよくある手口は、以下のとおりです。

  1. ターゲットを探す
  2. 結婚をほのめかして一定期間付き合う
  3. 少ない金銭のやりとりで相手を信用させる
  4. 嘘で大金を引き出す
  5. 音信不通になる

詐欺とみなされるには、「結婚をほのめかし相手をだます」「嘘で金銭をだましとる」の2点が重要です。

結婚詐欺師は巧みなアプローチでターゲットを信用させてお金を払わせる点が、非常に悪質といえます。多数の被害者は経済的・精神的に大きなダメージを受けがちです。

結婚を強く意識している方が狙われやすいため、注意しましょう。

結婚詐欺師が潜む場所

結婚詐欺師が潜む場所
結婚詐欺師は、以下の場所に潜んでいます。

  • 小規模な結婚相談所
  • 婚活パーティー
  • マッチングアプリ
  • 出会い系サイト

特に好んで利用されている場所が、マッチングアプリと出会い系サイトです。結婚願望が強い相手と出会いやすく、公開されたプロフィールからだましやすいターゲットを絞ります。

場所にかかわらず、運営元が不明瞭で証明書の提出をあまり求められないところは、結婚詐欺師が潜んでいてもすぐに発見できません。

婚活する際は、運営元があきらかで、利用者の身元を確認できるサービスを選びましょう。

結婚詐欺師の見分け方

結婚詐欺師の見分け方
結婚詐欺師の見分け方は、以下のとおりです。

  • 出会ってすぐに距離を縮めようとする
  • 理想的な結婚相手だとアピールする
  • 個人情報をあまり開示しない
  • 困ったフリをして金銭を要求する

詐欺師は結婚をほのめかし、金銭をだましとろうとします。理想的な相手だったとしても、少しでも怪しいと感じたら冷静になって判断してください。

出会ってすぐに距離を縮めようとする

結婚詐欺師の見分け方の1つは、出会ってすぐに距離を縮めようとすることです。結婚詐欺師は相手からはやくお金をだましとりたいため、結婚前提の交際をせまります。

一般の方であればメッセージのやりとりを繰り返して、相手との相性を確かめます。結婚相手としてふさわしいか、信用できるかをじっくりと確認するでしょう。出会ってすぐに交際や結婚をせまるのは不自然です。

「運命の相手だ」といって、出会ってすぐに交際をせまるケースは、結婚詐欺師を疑ってください。

理想的な結婚相手だとアピールする

理想的な結婚相手とアピールする人も、結婚詐欺師の可能性があります。理想的な異性を演じて、魅力的な結婚相手だとターゲットに思わせます。たとえば、男性の結婚詐欺師であればきれいな顔や高収入の人物が多いでしょう。

婚活をする方は、強い結婚願望と高い理想像をかかげがちです。魅力的な異性から「運命の相手だ」「結婚しよう」とアプローチされたら、またとない結婚のチャンスだと考えるでしょう。

さまざまな利用者がいるなかで、理想とぴったりな人が急に現れて、求婚してくれることはほぼあり得ません。詐欺師かもしれないと警戒し、結婚相手は慎重に選んでください。

個人情報をあまり開示しない

結婚詐欺師の見分け方として、開示している個人情報の量を確認する方法も有効です。結婚詐欺師は怪しまれたときにすぐに逃げられるよう、個人を特定できる情報を相手に教えない傾向があります。

本人確認を求めないようなサイト・アプリでは、嘘の名前や経歴でもぐりこむ詐欺師も多数います。

相手の交友関係についての情報も重要です。友人や家族を紹介する兆しがない、話題にしてもそらされる相手は、結婚の意思がないと考えてください。

困ったフリをして金銭を要求する

結婚詐欺師は困ったフリをして金銭を要求するため、見分け方の1つとして覚えておきましょう。以下のような急なトラブルを装うことは、詐欺師の常套手段です。

  • 家族の入院・治療の費用
  • 事業継続に必要な資金
  • 結婚費用の不足

多額の金銭を要求する前に、小さい額を貸してほしいと頼む詐欺師もいます。きちんと返金し信用させてから大金を要求するため、ターゲットは「今回も返済してくれるはず」と疑うことなく渡してしまいます。

結婚を約束しているとはいえ、たびたびお金を要求するのは非常に怪しい行動です。結婚詐欺と疑って、会わないようにしてください。

結婚詐欺を回避するためには?

結婚詐欺を回避するためには?
結婚詐欺に遭わないための対策は、以下のとおりです。

  • 怪しい相手とは連絡をとらない
  • 信頼できる手段を使って婚活する
  • 収入や家族の情報を安易に教えない
  • 家族や友人に会わせてもらう
  • 相手の情報を確認する
  • 金銭的な要望を受け入れない

怪しい相手を見ぬき、大きな被害を回避してください。

怪しい相手とは連絡をとらない

結婚詐欺を回避できる方法として、怪しい相手と連絡をとらないことがあげられます。出会ってすぐに強くアプローチをしてきたり、収入を聞いてきたりする人は結婚詐欺師かもしれません。

詐欺師はターゲットの感情をたくみに操って信頼されようとしますが、少しでも怪しいと感じた際は、連絡を絶ってください。

連絡手段が限られていたり、本人確認が難しかったりする相手も怪しいため、距離をおくよう心がけましょう。

冷静になって相手を見極めることが、結婚詐欺から身をまもるための第一歩です。

信頼できる手段を使って婚活する

結婚詐欺を避ける手段として、信頼できる婚活サービスを使ってください。安全性の高い婚活サイト・アプリや結婚相談所は、利用者が詐欺に遭うリスクを減らす努力をしています。

信頼できる婚活サービスを選ぶポイントは、以下のとおりです。

  • 利用者の証明書提出を義務化
  • 運営元情報の明記
  • 24時間の監視システム
  • 男女ともに有料

利用する際に本人確認を求めるサイト・アプリや婚活パーティーは、安全性が比較的高いでしょう。

婚活をはじめる前に信頼できるサービスか、しっかりと調査しておくことが重要です。

収入や家族の情報を安易に教えない

結婚詐欺のターゲットにならないために、収入や家族の情報を安易に教えないでください。収入や家族の情報をそれとなく確認し、結婚詐欺師はだましとれる金額を計算します。

結婚詐欺師は、以下の情報を聞きたがります。

  • ターゲットの収入
  • ターゲットの貯金や資産状況
  • 家族構成や保有資産

十分な額のお金をだましとれそうだと判断すると、ターゲットへのアプローチを一層強めるでしょう。

将来結婚する相手の収入や家族の情報は気になるものですが、交際をはじめた直後に聞いてくることは不自然です。相手が信頼できるかを慎重に判断してください。

家族や友人に会わせてもらう

家族や友人に会わせてほしいと頼むことで、結婚詐欺を回避できます。詐欺師は足がつきにくいようにプライベートな情報を隠すため、家族や親しい友人の紹介をしたがりません。

真剣に結婚を考えている相手であれば、家族や親しい友人を紹介することは通常の行為です。「紹介してほしい」と伝えても怪しまれにくいため、自然に確認できます。

家族や友人との面会は、相手の背景をよりくわしく知るチャンスであり、信頼できるかを確かめる有効な手段でしょう。もしかしたら結婚詐欺師かもしれないと思った際は、家族や友人を紹介してもらえるか頼んでみてください。

相手の情報を確認する

結婚詐欺を回避するためには、以下のような相手の情報を確認しましょう。

  • 身分証明書
  • 職業・職場
  • 住所
  • SNS以外の連絡先

「結婚相手にいいかも」と感じた相手と、はやく仲良くなりたいと思うかもしれません。しかし、信頼できる相手と判断する前に、関係を深めるのは危険です。

結婚詐欺師は偽の身分を使うケースが多いため、情報が確かであるかをチェックしてください。SNSといったインターネット上でのリサーチや、調査会社への依頼が有効です。

適切なリサーチは大きなトラブルを防ぐカギです。取り返しがつかない被害が出る前に調査してください。

金銭的な要望を受け入れない

結婚詐欺に遭いたくないなら、金銭的な要望を受け入れてはいけません。詐欺師は困ったフリをして嘘の理由で、お金を要求します。

詐欺師は「急にお金が必要になった」と、感情に訴える手口でターゲットに金銭的な支援をするようせまります。支払いをためらうと、「解決するまで結婚できない」といった、相手を急かすような発言をするでしょう。

お金の貸し借りを断ったために、婚約破棄や別れ話をされることは一般的ではありません。恋愛感情にまどわされず冷静に相手の真意を見ぬき、お金の話が出たら警戒を強めるべきです。

結婚詐欺に遭った際の対処法

結婚詐欺に遭った際の対処法
結婚詐欺に遭った際にできる対処法は、以下のとおりです。

  • 自分で詐欺の証拠を集める
  • 調査会社に依頼する

被害に遭ったと認めてもらうためには、確かな証拠が必要といえます。プロの調査会社に相談し、有力な証拠を集めてもらいましょう。

自分で詐欺の証拠を集める

結婚詐欺に遭ったと感じた場合、自身で証拠を集めることも大切です。弁護士や警察に相談する際、証拠があると対応してもらいやすくなります。

LINEや婚活アプリといったやりとりの履歴は、消されたり閲覧できなくなったりするケースがあるため、スクリーンショットを使った保存をおすすめします。

以下のような情報をできる限り多く集めましょう。

  • 結婚をほのめかすメッセージ
  • 電話でのやりとりの記録
  • 要求されたお金の振込記録や送金の履歴

結婚詐欺の被害があっても客観的な証拠がないと詐欺とは認めてもらえません。証拠は迅速に確保してください。

調査会社に依頼する

調査会社の利用は、結婚詐欺に遭った際の効果的な対応の1つです。自身で証拠を集めるのが難しく、くわしい調査が必要なケースには、専門家の助けが大きな力になるでしょう。

プロの調査会社は、相手の素性や過去の行動をしっかりと調べてくれます。結婚詐欺のリサーチ経験が豊富な会社なら、効率よく証拠を集められます。

詐欺師は自身を偽ることがほとんどです。相手の情報が正しいかどうかを確認することも、一般の方には難しいため、調査会社の利用を考えてください。

調査会社が集めた情報は、法的な返金手続きや警察に報告するときに重要な証拠となります。調査会社への依頼は料金はかかりますが、詐欺師に立ち向かうための心強い助けとなってくれるでしょう。

結婚詐欺に遭ったら東京中央信用調査へ

結婚詐欺に遭ったら東京中央信用調査へ
結婚詐欺に遭ったら、東京中央信用調査への相談がおすすめです。プロの探偵が詐欺師の身元や証拠をあきらかにし、依頼者が望むゴールに向かえるようサポートしてくれます。弁護士といった専門家も紹介してもらえるため、今後の対応に見とおしがつけられ安心です。

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