Proxtrend(プロクストレンド)は詐欺サイトか?評判・実態を徹底調査

最近、SNSやネット広告で「Proxtrend(プロクストレンド)」という投資サイトを目にする方が増えています。しかし、その実態は正体不明であり、詐欺サイトである可能性が高いとの声も上がっています。本記事ではProxtrendの公式情報やライセンス、利用者の口コミ・評判、さらに金融庁やSBIホールディングスなど公的機関からの注意喚起情報まで徹底調査しました。Proxtrendは信頼できる業者なのか、それとも危険な投資詐欺なのか、その実態をわかりやすく解説します。

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Proxtrendの運営会社とライセンスの正当性を検証

運営会社「Proxtrend Ltd」と所在地の不透明さ

Proxtrendの公式サイトを調べると、運営は「Proxtrend Ltd」という法人によって行われていると記載されています。所在地はアフリカ東部のコモロ連合・モヘリ島(ムワリ島)にあり、「P.B. 1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM」と示されています。しかし、この所在地情報は非常に疑わしいものです。同じ住所は過去に金融庁から警告を受けた無登録業者(例えば「DataWave Tech Ltd」など)でも使われており、複数の海外ブローカーが使い回している住所であることが判明しています。実態のあるオフィスが存在する可能性は低く、Proxtrend Ltd自体がペーパーカンパニー(実体のない法人)である疑いが強いです。

また、Proxtrendの公式サイトには運営会社の連絡先電話番号や代表者名の記載がほとんど見当たりません。お問い合わせページには一応、日本の国番号(+81)の電話番号とメールアドレスが記載されていますが、社名や担当者名は明かされていません。通常、信頼できる金融業者であれば本社所在地や責任者の氏名、顧客問い合わせ窓口(日本国内の電話番号など)を明示しています。それがない時点で透明性に欠けており、不信感を抱かざるを得ません。

さらに技術的な調査からも不透明さが浮き彫りになっています。proxtrend.comドメインは2024年1月30日に取得されたばかりであり、運営歴が浅いサイトです。ドメイン登録者の情報は非公開(Proxy登録)となっており、運営者の実名や住所がWHOISで確認できない状態です。金融サービスのサイトがドメイン情報を隠すのは異例であり、運営者の素性を明かせない事情があるように推測されます

主張する金融ライセンス「ムワリ国際サービス局」の信頼性

Proxtrendのサイト下部には、「本サイトはモヘリ島で登録され、ムワリ国際サービス局(Mwali International Services Authority)の認可と規制を受け、ライセンス番号BFX2024053を保有する」旨の記載があります。一見すると何らかの金融ライセンスを持っているように聞こえますが、実はこのムワリ国際サービス局(通称MISA)によるライセンスには信頼性がありません

ムワリ国際サービス局はコモロ連合の一部であるモヘリ島に存在する民間の機関ですが、コモロ中央銀行など公的機関から「金融ビジネスにライセンスを発行する正当な権限を持っていない」と指摘されています。つまり、MISAの発行するライセンスは正式な金融ライセンスとは認められておらず、単にお金を支払えば取得できてしまう紙切れに過ぎないのです。実際、MISAのライセンスを掲げていた他の海外ブローカーでトラブルになった例がいくつも報告されています。そのためProxtrendが主張する「ライセンス」は、投資家保護の観点ではほとんど意味を成さないと言ってよいでしょう。

まとめると、Proxtrendは運営会社の実態や所在地が極めて不透明であり、頼りにしているライセンスも実質的な効力を持たないインチキ同然のものです。こうした状況から判断して、Proxtrendは正規の金融機関とは程遠い存在であると言えます。

金融庁未登録の違法業者、そしてSBIも注意喚起

日本の金融庁に無登録=違法営業の可能性

日本で金融商品取引業を営むには、金融庁(または財務局)への登録が法律で義務付けられています。Proxtrendはこの金融庁登録を一切受けていません。公式サイト上にも日本の金融商品取引業者としての登録番号や表示はなく、無許可で日本人投資家を勧誘していると考えられます。金融庁に未登録で投資サービスを提供すること自体が法律違反であり、その時点で信頼性ゼロと言っても過言ではありません。

金融庁は無登録業者の注意喚起リストを公開しており、過去にも海外所在のブローカーに対し警告書を発出しています。Proxtrend自身の名前は2025年5月現在まだリストに載っていないものの、その所在地や手口から見て「無登録業者」に該当するのは明白です。実際、前述の所在地「Fomboni, Comoros」を名乗る業者は過去に摘発例があり、行政から監視対象とされています。Proxtrendもいずれ警告リストに追加される可能性が高く、少なくとも日本国内では違法な海外投資サイトと認識しておくべきでしょう。

SBIホールディングスによる「偽広告」への注意喚起

日本の大手金融グループであるSBIホールディングスも、Proxtrendに関連して注意喚起を発表しています。SBIの公式発表によれば、同社代表(北尾吉孝氏)がProxtrendを勧めていると偽る広告記事がSNS上に配信され、ユーザーに送金を促す詐欺事例が発生しているとのことです。当然ながらSBIグループはProxtrendとは一切関係がなく、そのような勧誘行為も行っていないと明言しています。この発表は、Proxtrendが有名企業や著名人の名前を騙ったフェイク広告を使って集客している実態を示すものです。SBIほどの企業が名指しで注意喚起するということは、Proxtrendがかなり悪質な手法で一般投資家を騙そうとしている証拠と言えます。

このように、公的機関や大手企業からも名指しで警戒される時点で、Proxtrendが健全なサービスでないことは明白です。金融庁の登録なしに営業している違法性、そして虚偽の宣伝行為――どちらを取っても、利用すべき理由は見当たりません。

Proxtrendの評判・口コミは?利用者からの被害報告

それでは、実際にProxtrendを利用してしまった人々からはどのような声が上がっているのでしょうか。結論から言えば、利用者の評判は極めて悪く、被害報告が散見されます

SNS上や口コミサイトでは、「入金した資金を出金できない」という趣旨の投稿が複数確認できます。例えばTwitter上では、「担当者に『俺の言う通りにすればいい』と強く勧められ追加で資金を入れた結果、わずか数週間で120万円以上が消えてしまい、その後担当者と連絡が取れなくなった」という体験談が報告されています。また、「取引残高がゼロになった途端に一切連絡が来なくなった」といった証言もあり、運用資金が尽きた段階で見捨てられるケースがあるようです。

海外のレビューサイトなどでもProxtrendに対する評価は低く、「サポートに出金を問い合わせても意味不明な言い訳でごまかされる」「突然アカウントにログインできなくなった」など深刻なクレームが投稿されています。実際に「Proxtrendに入金したが出金できない」「詐欺だ」という声は後を絶ちません。少数ながら高評価を付けているレビューも見られますが、そうした投稿は不自然に賞賛ばかりであり、サクラ(やらせ投稿)の可能性が指摘されています。総合的に見ると、実際のユーザーからは「Proxtrendでお金を取り戻せなかった」という被害報告ばかりが目立つ状況です。

Proxtrendに見られる典型的な投資詐欺の手口

以上の情報から浮かび上がるProxtrendの姿は、残念ながら典型的な投資詐欺の手口そのものです。その具体的な特徴を整理してみましょう。

有名人や虚偽の実績をうたうフェイク広告

Proxtrendは集客の段階から既に不誠実です。前述の通り、SBIの代表を装った偽の宣伝記事が確認されていますが、それ以外にも「〇〇というタレントがProxtrendで1億円儲けた」などといった刺激的なコピーの広告がSNSやウェブ上に出稿されています。当然これらは事実無根であり、名前を使われた有名人本人は関与していません。一見もっともらしいニュース風の広告で人々の関心を引き、クリックさせる――これは悪質業者がよく用いる手口です。信頼できる正規業者であれば決してこのような宣伝は行わないため、Proxtrendの時点でアウトと言えるでしょう。

執拗な勧誘と高利回りの誘惑

Proxtrendに登録してしまった場合、その後は担当者と称する人物から電話やメール、SNSで執拗な勧誘を受けるケースが報告されています。先述の利用者の例では「もっと入金すれば利益が出る」と繰り返し追加入金を促されたとのことです。Proxtrendは公式には様々な金融商品(株式、暗号資産、FXなど)に投資できるとうたっていますが、実際には利用者に高リスクな取引をさせて資金を溶かさせるか、あるいは預かった金を持ち逃げすることが目的と考えられます。「確実に儲かる」「今がチャンス」といったおいしい話で油断させ、できるだけ多くの入金を引き出そうとする点も典型的な詐欺のパターンです。

出金拒否・口座凍結で利益を一切返さない

被害者の証言にあるように、Proxtrendでは出金を申請しても様々な理由をつけて引き延ばし、最終的に一切出金に応じない手口が取られます。具体的には「現在システムに不具合が生じている」「手続きに追加の保証金が必要だ」などともっともらしい口実で払い出しを拒むか、あるいは突然サポート担当者が消息を絶って連絡不能になるといった手法です。酷い場合には利用者のアカウント自体を凍結し、ログインできない状態にすることもあります。こうなってしまうと、もはや預けた資金は戻ってきません。

一部の悪質業者では、最初のうち少額の出金には応じて信用させ、大きな金額を入金した途端に態度を変えるケースも知られています。Proxtrendがそこまで巧妙かは不明ですが、少なくともまとまった額の資金を出金できたという報告は見当たりません。一度入金してしまえば最後、お金は返ってこないと考えて間違いないでしょう。

個人情報の悪用リスクも

さらに見逃せないのは、Proxtrendに登録することで個人情報を渡してしまう危険です。Proxtrendでも口座開設時に本人確認書類のアップロードが要求されますが、こうした詐欺業者にパスポートや免許証のコピーを渡すことは非常にリスキーです。最悪の場合、第三者に転売されたり不正利用されたりする可能性もあります。また、氏名・住所・電話番号・メールアドレスといった個人データを握られることで、今後さらに別の詐欺勧誘に悪用される懸念もあります。信頼できないサイトに安易に個人情報を登録してしまうこと自体が大きなリスクと言えるでしょう。

以上のように、Proxtrendの勧誘から取引のプロセスに至るまで、至る所に詐欺的手法の特徴が見受けられます。一つ二つであれば偶然とも言えますが、ここまで揃ってしまうともはや黒と判断せざるを得ません。

「Proxtrend 評判」「Proxtrend 出金できない」検索結果の状況

最後に、インターネット上でのProxtrendに関する言及状況も確認しておきましょう。実際にGoogleなどで「Proxtrend 評判」や「Proxtrend 出金できない」と検索すると、本記事で取り上げた内容と同様の注意喚起サイトや被害報告のまとめ記事が多数ヒットします。いくつか例を挙げると、個人ブログで「Proxtrendは危険」「絶対に利用してはいけない」と解説するものや、法律事務所のサイトが「出金トラブル時の返金請求の方法」を指南するページなどが上位に表示されます。

逆に、Proxtrendを肯定的に評価するような記事や、実際に利用して「儲かった」「問題なく出金できた」といったポジティブな情報は見当たりません。公式サイト以外でProxtrendを推奨する客観的な情報源が存在しないこと自体、信頼性に欠ける証拠と言えるでしょう。検索エンジンでの評判を調べてもネガティブな内容ばかりが目立つ状況は、Proxtrendがいかに危険視されているかを物語っています。

Proxtrendは典型的な投資詐欺サイトであり、決して利用してはいけません。 万が一勧誘の連絡を受けても相手にせず、絶対に資金を預けないようにしてください。既に入金してしまった場合は、それ以上の送金は厳禁です。残念ながら海外業者相手ではお金を取り戻すのは極めて困難ですが、泣き寝入りせずに警察や消費者センターに相談することをおすすめします。

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この記事を書いた人

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