架空の取引プラットフォーム「DEEP SPECTRE」に詐欺の疑い?徹底調査

最近、一部で話題になっている「DEEP SPECTRE(ディープスペクター)」というオンライン取引プラットフォームをご存知でしょうか?ビットコインETFへの投資で高い利益を得られるとうたうこのサイトですが、出金できないなどの報告が相次ぎ、詐欺の疑いが指摘されています。本記事では、日本語圏・英語圏の情報を徹底的に調査し、被害者の声や手口、類似サイトの存在、そして典型的な投資詐欺の特徴についてまとめました。怪しい勧誘に惑わされないための知識としてお役立てください。

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DEEP SPECTREとは何か?その概要と特徴

「DEEP SPECTRE」は一見すると海外の仮想通貨取引プラットフォームのように見えるサイトです。公式サイト(jp.deepspectre.com)では、「ビットコインETFに簡単投資」「高いリターンが得られる」といった謳い文句で投資家を誘っています。しかし、実態は実在しない架空の取引所であり、金融当局の認可も受けていない無登録業者と見られています。

このサイトのドメインはごく最近になって登録されたもので、運営会社や所在地、金融ライセンスに関する情報も極めて不透明です。サイト自体はプロが作ったように見える洗練されたデザインで、本物の取引所そっくりのインターフェースやリアルタイム相場表示まで用意されています。しかし、こうした表向きの体裁とは裏腹に、利用者からは「入金したら最後、出金に応じてもらえない」という深刻な報告が出ています。実際、後述するように被害者の証言によれば**一度も出金できない**ケースがほとんどで、仮に出金できてもごく少額の初回のみという情報もあります。

以上の点から、DEEP SPECTREは**実態のない偽の取引プラットフォーム**である可能性が高く、利用すれば資金を失うリスクが極めて高いと言えるでしょう。

被害者の声:SNSや知恵袋に見る評判

X(旧Twitter)上の声

まず、日本国内のSNS上での声を見てみましょう。X(旧Twitter)では、突然名前を聞くようになった「DEEP SPECTRE」に戸惑うユーザーの投稿が見られます。例えば、あるユーザーは次のようにつぶやいています:

『Deep Spectre プラットフォーム』って何だ?FaceBookの広告?ニュース?


Xユーザーの投稿

この投稿からは、「Deep Spectre」という聞き慣れない名前がFacebook広告やニュース記事に登場し、不審に思った様子がうかがえます。実際、後述するようにDEEP SPECTREは有名人の名前を使った偽のニュース記事広告などで宣伝されており、SNS上でも唐突に話題に上るケースがあるようです。

Yahoo!知恵袋での声

次に、Yahoo!知恵袋での情報です。知恵袋には投資トラブルに関する相談も多く、DEEP SPECTREについて言及した投稿も確認できます。ある質問の回答者は、DEEP SPECTREを含む怪しい投資サイト群について以下のように指摘しています:

『Deep Spectre』というサイトは既に閉鎖されており、こうした詐欺サイトは短期間で使い捨てにされる場合が多い」

Yahoo!知恵袋のある回答より)

この回答者によれば、DEEP SPECTREは過去に存在が確認された詐欺サイトの一つであり、現在はサイト自体が閉鎖済みとのことです。詐欺グループは同じテンプレートを使って次々と新しいサイトを生み出し、短期間で資金を騙し取ったら閉鎖して逃げる、という手口を繰り返すため、「Deep Spectre」は使い捨てられた可能性が高いという指摘です。

海外フォーラム・レビューサイトでの評判

英語圏に目を向けても、DEEP SPECTREに対する評価は芳しいものではありません。海外の詐欺検証サイトではこのプラットフォームの信頼性スコアが非常に低く、「このサイトは詐欺の可能性が高い」と警告されています【Scamadviser】。また、世界中のブローカー情報を掲載するWikiFXでもDEEP SPECTREを検索できますが、**実際に利益を得られたというデータは確認できず**、安全性の評価欄には「注意」と表示されている状態です。要するに、海外の第三者機関から見てもDEEP SPECTREは「極めて危険な業者」とみなされていることがわかります。

勧誘の手口:どうやって投資者を引き込むのか

では、詐欺師たちはどのようにして投資者を勧誘しているのでしょうか。調査した結果、DEEP SPECTREに関わる勧誘手口には次のような特徴が見られます。

  • SNSやマッチングアプリでの接触:InstagramやX(Twitter)、さらには出会い系アプリなどで突然メッセージを送り、「儲かる投資がある」「一緒にやってみないか」などと甘い言葉で誘ってくるケースがあります。「SNS勧誘は罠!」との声もあるように、見知らぬ人からの投資話は警戒が必要です。
  • 有名人やニュースを装った広告:Yahoo!知恵袋の指摘にもあったように、詐欺グループは有名企業のCEOや芸能人の名前・写真を盗用した偽のニュース記事広告を作成し、SNSやウェブ上にばらまいています。一見すると「◯◯氏が推奨する最新の投資法」など本物のニュースに見せかけており、FacebookやYahoo!ニュースの形式で広告が表示されるため信じ込んでしまう人もいます。
  • 電話での執拗な勧誘:WEB上の広告を見て興味本位で登録してしまうと、電話番号を入手され、海外から日本語で勧誘の電話がかかってくることがあります。実際の報告では「急かされてクレジットカード番号を登録させられそうになった」「日本語を話す外国人から電話があった」といった証言もあります(勧誘電話の番号例: 050-5050-6336)。言葉巧みに「今がチャンス」「カードをすぐ登録すれば◯◯円分のボーナスがある」等と急かしてきますが、決して応じてはいけません。
  • 偽の実績で安心させる:勧誘の際には「自分もこの投資で成功した」「◯◯さんも利益を出した」などと、架空の成功例を示して信用させようとします。SNS上で見せられる利益のスクリーンショットやユーザーの声も、詐欺師が自作自演している可能性が高いです。

これらの手口に共通するのは、最初に相手を信用させてお金を出させる点です。甘い誘い文句や権威ある人物の名前に惑わされないよう、十分に注意しましょう。

典型的な詐欺スキームの流れと特徴

DEEP SPECTREに限らず、実在しない取引所を用いた投資詐欺には共通するパターンがあります。被害報告を分析すると、以下のような流れ・特徴が浮かび上がります。

  1. 少額の入金と最初の利益:勧誘に乗って口座を開設し、まずはテスト的に少額(数万円程度)を入金させられます。詐欺サイト上のアカウントにはすぐに利益が表示され、例えば入金直後に残高が1.5倍になるなど「儲かった!」と感じさせます。
  2. 追加投資の促進:小さな成功に気を良くした被害者に対し、「もっと大きく投資すればもっと儲かる」とさらに入金を促してきます。場合によっては「今だけ手数料無料」などと言って大きな額を送金させようとします。
  3. 出金要求と拒否:被害者がいざ出金しようとすると、何らかの理由をつけて引き延ばしや拒否をされます。典型的なのは「セキュリティのため資金がロックされた」「マネーロンダリングの疑いがあり、解除には保証金が必要」といった口実です。または「出金するには先に税金や手数料を支払ってください」と請求されるケースもあります。
  4. さらなる送金要求:出金に必要だと言われるまま手数料等を送金してしまうと、詐欺師はさらに別の理由をでっち上げて追加の送金を要求してきます。「システムに不正が見つかったので保証金が必要」などと次々と言われ、支払いがエスカレートします。
  5. 連絡断絶・サイト閉鎖:被害者が不審に思い始めたり、これ以上支払えないと伝えた途端、連絡が途絶えます。サポート窓口に電話しても繋がらず、メールも返信が来なくなります。最終的にはサイト自体が閉鎖され、ログインすらできなくなります。

以上のように、一連の流れは計画的かつ巧妙です。特に「出金時に理由をつけて応じない」点は決定的な特徴で、多くの被害者が口を揃えて訴える点でもあります。「最初は出金できていたが、金額が増えると出金できなくなった」「初回だけ少額の出金に成功したが、その後は一切出金できない」といった証言が多数あります。正常な金融サービスであれば出金拒否はあり得ませんから、こうした挙動が見られた時点でほぼ詐欺確定と考えてよいでしょう。

さらに、サイトの作りやサポート対応にも共通点があります。会社概要が曖昧、問い合わせ先がメールアドレスのみ、日本語の文章に不自然な翻訳調が混じる、振込先口座名義が無関係な第三者名義になっている、などです。少しでも「怪しい」と感じたら、その時点で利用を中止し、決して追加の送金要求には応じないことが重要です。

類似サイトの存在:名前が違うだけで中身は同じ?

DEEP SPECTREに似たような名称のプラットフォームにも注意が必要です。前述のYahoo!知恵袋の投稿によると、同じグループが運営していると見られる類似サイトが複数確認されています。

例えば、「Rocket Aspect」(rocket-aspect.com)、「Sigma Aspect」(sigmaaspect.com)、「Gamma Spectre」(gammaspectre.com)、「Sigma Betrix」(sigmabetrix.com)といった具合に、アルファベットの単語+Aspect/Spectre/Betrixというパターンの名前が報告されています。実際に「Deep Spectre」と「Deepspectre」という微妙に名前の違うサイトも存在していた形跡があるようです(現在は閉鎖済み)。

これらはデザインや内容が酷似しており、誘い文句やログイン画面のレイアウトまでテンプレートどおりです。おそらく同一の詐欺グループが名前だけ変えて次々にサイトを作り直しているのでしょう。したがって、名前が違うからといって安心せず、「Aspect」「Spectre」「Betrix」など似た響きのサイトには十分警戒してください。同じような手口で資金を騙し取られる危険があります。

被害に遭った場合の対処法:すぐに専門機関へ相談を

もし残念ながら「DEEP SPECTREかもしれない」と思われる怪しい取引所にお金を入れてしまった場合、または現在進行形で勧誘を受けている場合は、一人で悩まず速やかに行動してください。まず、それ以上の入金や個人情報の提供は**絶対にやめましょう**。出金できない状態であれば、それ以上サイト側とやり取りを続けても事態が好転する可能性は低いです。

次に、被害金を取り戻せる可能性を探るために、公的機関や専門家に相談します。具体的には、警察(サイバー犯罪相談窓口)消費生活センターに被害届・相談を行うことを検討してください。また、投資詐欺に詳しい弁護士や司法書士に相談するのも有効です。最近では、この種の詐欺被害に特化した無料相談を受け付けている法律事務所もあります。専門家に相談すれば、返金請求の手続きや今後取るべき法的手段についてアドバイスをもらえるでしょう。

このような投資詐欺は非常に巧妙で被害額も高額になりがちです。しかし、早めに適切な対処を行えば資金が一部でも戻ってくる可能性もありますし、何より被害拡大を防ぐことができます。「自分だけは大丈夫」と放置せず、少しでもおかしいと思ったら専門機関へ相談することが被害回復への第一歩です。

今後、新たな名前で同様の詐欺スキームが出現する可能性も十分にあります。今回調査した内容を踏まえ、「うまい話には裏がある」ことを肝に銘じて、怪しいプラットフォームや勧誘には近づかないようにしましょう。大切な資産を守るためには、慎重すぎるくらいがちょうど良いのです。

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この記事を書いた人

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