GO Markets(海外FX業者)になりすました詐欺サイトに注意!

海外FX業者「GO Markets」について、出金拒否など詐欺の可能性が取り沙汰されています。本記事ではGO Marketsの評判や口コミ、金融庁からの警告情報、そして類似サイトの存在などを徹底調査し、その信頼性に関する懸念点をまとめました。結論から言えば、GO Marketsを利用する際には最大限の注意が必要です。

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GO Marketsとはどんな業者か?基本概要と特徴

GO Markets(ゴー・マーケッツ)は2006年にサービスを開始したオーストラリア発の海外FXブローカーです。オーストラリアのASIC(豪州証券投資委員会)やキプロスのCySEC(キプロス証券取引委員会)など、一部地域では金融ライセンスを取得しており、欧米やアジアで事業展開してきた歴史があります(参考:海外FX評価サイト)。他社に先駆けMT4プラットフォームを提供した実績があり、最大レバレッジ500倍で株価指数や暗号資産CFDも扱えるなど、一見すると魅力的な取引条件を備えています。

しかし、日本国内でサービスを提供するための金融庁への登録は行っていません。実際、日本の金融庁に無登録業者として警告を受けており、国内居住者に対する勧誘は違法となります。関東財務局が令和6年5月24日付で「Go Markets Pty Ltd(MU)」に対し無登録での金融商品取引業を行っているとして警告を発し、公表しました(関東財務局ホームページ)。この公表資料によれば、モーリシャスのエベène(Ebene)に所在する「Go Markets Pty Ltd」がインターネットを通じて店頭FX取引の勧誘を行っていたとされ、提供サービス名は「GO Markets」と明示されています。つまり、日本の規制当局から公式に注意喚起されている業者ということになります。

なお、GO Marketsグループ自体はオーストラリア以外にも複数の法人を持つようで、上記モーリシャス法人もその一つと考えられます。しかし、日本の居住者に対して営業することは法的に認められておらず、日本語サイトや日本語サポートを用意しての顧客勧誘は違法行為です。金融庁の警告にあるとおり、海外業者であっても日本居住者相手に取引を行うには登録が必要であり、登録のない業者は「無登録業者」として排除措置の対象になります。

口コミ・評判:SNSや掲示板で囁かれる出金トラブル

X(旧Twitter)上の被害報告

まず、SNS上の声を見てみると、X(旧Twitter)でもGO Marketsに関する不穏な投稿が見受けられます。具体的には「出金申請をしても振り込まれない」とか「出金しようとしたら追加で入金を要求された」といった内容です。これらは典型的な投資詐欺の手口であり、事実だとすれば大問題です。短期間で資金が増えたように見せかけて顧客を安心させ、いざ利益を引き出そうとすると「システム上の問題で資金洗浄の疑いがある」などと難癖をつけて更なる入金を迫るパターンが疑われます。実際、ネット上では「税金を支払わないと出金できないと言われた」「罰金や違約金の名目で送金を求められた」などの証言も複数確認できます(参考:投資詐欺に関する調査サイト)。

このように、GO Marketsに関連して「出金できない」「出金させてもらえない」という趣旨の書き込みがSNS上で散見されることから、少なくとも一部の利用者が出金トラブルに直面している可能性が高いと言えるでしょう。真偽のほどは慎重に見極める必要がありますが、海外FX業者にありがちな出金拒否のリスクが懸念されています。

Yahoo!知恵袋の相談例から見る実態

また、Yahoo!知恵袋にもGO Marketsに関する相談が寄せられています。その一つに「JP GO MARKETは安全な取引所ですか?」という質問があり、回答者から詳細な指摘がなされていました。その内容を要約すると、GO Marketsの日本向けサイト(gomarkets-jp.com)に記載された連絡先情報に不審な点が多いというものです。

回答者によれば、そのサイトの連絡先には本社住所として「セントビンセント・グレナディーン諸島(SVG)のキングスタウン、First St. Vincent Bank Ltdビル1階 P.O.Box1574」と記載され、電話番号は米国の国番号+1から始まるものでした。SVGはペーパーカンパニー設立が容易な租税回避地として知られていますが、そこの住所(しかも私書箱番号まで)を全く同一に使用している怪しいサイトが他にも複数存在することが明らかになっています。回答者は具体例として「GBX Markets」や「Astra Trading」といったサイトを挙げ、同じ住所が使われていると指摘しました。これらは無関係を装いながら実態は同じグループの可能性があり、住所自体が架空である疑いも高いとのことです。

さらに電話番号がアメリカ合衆国のもの(+1 212…)なのに住所はカリブ海のSVGという矛盾も問題視されています。これについて回答者は「この住所は架空住所の可能性が高いです。また電話番号は+1で住所と電話番号が矛盾しています。」と明言し、極めつけに「関東財務局から無登録の違法業者であるとして警告が出ている」事実も紹介していました(引用元:Yahoo!知恵袋)。

このYahoo!知恵袋のやり取りから浮かび上がるのは、GO Marketsの名を冠した日本語サイトが典型的な詐欺サイトと共通する特徴を持っているという点です。所在地として示された住所や連絡先が疑わしく、結果として「私はこういった業者は使いません」と回答者も断言していました。実際、その質問者も回答を受けて危険性を認識した様子でした。

金融庁や海外規制機関での登録状況・警告履歴

前述のとおり、GO Marketsは日本の金融庁に未登録であり、関東財務局より警告を受けています。無登録業者の警告リストに「Go Markets Pty Ltd(MU)」の名前が掲載されており、「当該業者が提供するサービスの名称は『GO Markets』である」と明記されています(金融庁 無登録業者リスト)。このことから、日本国内で「GO Markets」のサービスを宣伝・勧誘している事業者は金融庁のお墨付きで違法業者と断定されたも同然であると言えます。

一方で、海外の金融規制当局の視点ではGO Marketsは必ずしも「完全な無法業者」という位置づけではありません。冒頭で触れたように、オーストラリアASICの発行するAFSL(金融サービスライセンス)やキプロスのCySECライセンスを取得した法人も存在します。例えばオーストラリア法人のGo Markets Pty Ltd(ABN 85 081 864 039)はASICの下で正規のブローカーとして活動していますし、欧州向けにはCySEC規制下の別法人を運営しています(参考:55Brokersの解説)。海外のFXレビューサイトでも「いいえ、GO Marketsは詐欺ではありません。ASICなど一流のライセンスの下で運営されています。」との評価が見られました(引用:55Brokers)。

このように、**GO Markets**自体は国際的には一定の合法性を持つ業者ですが、こと日本市場に関しては無許可営業の「闇」の側面が強い点に注意が必要です。日本の利用者にとってみれば、たとえ本国でライセンスがある会社だとしても日本では違法営業であり、トラブル時に日本の法律の保護を受けられないリスクがあります。金融庁や消費者庁に相談しても「それは無登録業者なので自己責任です」と言われてしまうケースも考えられるのです。

類似名称のサイトや関連会社の動向にも要注意

GO Marketsに関して調査を進めると、よく似た名前やデザインの関連サイトが存在していることがわかります。前述の「gomarkets-jp.com」はその代表例ですが、それ以外にも「GO Markets」というブランド名に近いサイトが詐欺的な行動を取っていないか注意が必要です。

特に指摘されているのは、本物のGO Marketsを装った偽サイトの存在です。海外の情報によれば、GO Markets公式も自社サイト上で「詐欺サイトに注意」と呼びかけており、詐欺グループが本物と一文字違いのドメインを取得してサイトデザインをコピーし、利用者を騙そうとするケースが報告されています(参考:FX評価サイトの分析)。公式に案内されている正規ドメインは「gomarkets.com」および「gomarkets.eu」のみであり、それ以外の類似ドメイン(例えば「~-jp.com」「go-markets●●.com」など)は偽サイトの可能性が高いとのことです。

実際に、日本で被害報告が出ているケースの多くは、偽サイト経由で口座開設をしてしまった可能性が考えられます。たとえばマッチングアプリやSNS上で知り合った人物から投資話を持ちかけられ、紹介リンクを踏んでGO Markets名義のサイトで口座開設・入金を行ったところ、後になって出金できなくなる――このような筋書きが浮かび上がってきます。これは近年急増している「海外FXを悪用した投資詐欺」の典型パターンでもあります。名前だけは有名ブローカーを使い信用させつつ、実態は顧客から入金を搾り取るためのフェイクプラットフォームだった、というわけです。

また、GO Marketsに限らず類似のブランド名にも注意が必要です。例えば「~Markets」「~マーケット」という名前はFX業者にありがちで、混同を誘うものも存在します。過去には「Focus Markets」という業者がPepperstoneやGo Marketsと紛らわしい名称で勧誘を行っていたという指摘もありました。名前が似ているからといって安易に信用しないことが重要です。

海外掲示板での評価や注意喚起

海外のトレーダーコミュニティに目を向けると、GO Marketsに対する評価は賛否両論となっています。老舗ブローカーとして一定の信頼を寄せるユーザーもいる一方で、フォーラムでは「スワップポイントの調整で利益を減らされた」「ストップロスが他社よりも早く作動した気がする」といった不満の声も確認できます。例えばForex Peace Armyという海外のFX情報サイトでは、あるユーザーが天然ガスのスワップ適用ミスで$5,500以上の金額を口座から差し引かれたとして異議を唱えていました(引用:FPAフォーラム)。このケースではGO Marketsサポートとのメールのやり取りが公開されており、モーリシャス拠点のサポート担当者(メールアドレスが[email protected])が技術的な問題による調整だと説明していますが、利用者は納得できずコミュニティに助けを求めていました。

また別のレビューでは、「Go Marketsは出金関連の悪評が多いようだが、自分は問題なく出金できた」と主張する声もありました(引用:FPAレビュー)。一部のトレーダーは、ネット上にあふれる出金拒否の噂は競合他社や恨みを持つ者による偽口コミではないかとも指摘しています。しかし、そうした肯定的な評価でさえ「とはいえ最近のネガティブな評判には不安を感じる」と結んでおり、完全に安心できる状況ではないようです。

総じて海外掲示板の情報から読み取れるのは、**GO Markets**というブランド自体には一定の評価があるものの、「きちんと正規のルートで利用しないと危ない」という警戒感が存在することです。とりわけ「偽サイトには気をつけろ」「必ず公式サイトから口座開設を」という注意喚起が目立ちます。これは、前述の偽サイト問題とも関連しており、海外トレーダーの間でも被害者が出ている可能性を示唆します。

GO Marketsの信頼性に対する疑念と詐欺の可能性

以上の調査結果を踏まえると、GO Marketsに対して以下の重大な懸念点が浮かび上がります。

  • 無登録業者としての違法性:日本の金融庁に未登録であり警告を受けている点は、信頼性に大きく欠けます。正規の金融ライセンスが日本ではないため、利用者保護の枠組み外です。
  • 出金拒否や追加請求の報告:「出金できない」「出金時に高額な手数料や税金を要求された」など、典型的な詐欺まがいの被害報告が複数存在します。真偽の確認は必要ですが、火のない所に煙は立ちません。
  • 連絡先情報の不審:日本語サイトに記載された住所・電話番号の矛盾や、他の怪しいサイトと同一の住所を使い回している事実は、運営主体の透明性に疑問符が付きます。所在地を偽る業者に健全性を期待するのは難しいでしょう。
  • 偽サイトの存在:GO Marketsの名を騙ったクローンサイトが確認されており、正規サイトと混同した被害が起きています。悪意ある第三者によるものかグループ内の意図的な戦略かは不明ですが、利用者側からは見分けが付きにくく非常に危険です。
  • 海外での評価の割れる評判:国際的には老舗ブローカーとしての評価がある一方、日本向けサービスでは杜撰な運営が見られます。規制の緩い地域の法人を使って高リスク取引を提供している可能性もあり、安定したブローカーとは言い難い状況です。

以上のように、GO Marketsには詐欺の疑いを抱かざるを得ない要素が多々見受けられます。ただし注意したいのは、「GO Marketsそのものが完全な詐欺会社」というよりも、GO Marketsのブランドが悪用されているケースや、グループの一部門が極めて悪質な営業を行っている可能性が高いという点です。そのため、もしGO Marketsで取引を検討しているのであれば、本当に信頼できるルート(例えば本社の公式サイト)を通じて行うべきでしょう。また、少しでも不安を感じる場合は利用を避けるのが無難です。

現状の状況証拠から判断すると、GO Marketsには投資詐欺的なリスクが極めて高いと言えます。出金トラブルや不透明な運営実態がこれだけ報告されている以上、敢えてリスクを冒してまで利用するメリットは薄いでしょう。「必ず儲かる」「安心して任せられる」などと勧誘されたとしても、鵜呑みにせず冷静に考えてください。大切な資金を守るため、慎重すぎるくらいで丁度良いのです。

最後に、もし既にGO Marketsでトラブルに遭ってしまった場合は泣き寝入りせずに行動しましょう。一人で悩まず、早急に法律の専門家や警察等の公的機関へ相談することを強くお勧めします。

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この記事を書いた人

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