最近、「Block Bridge」と名乗る仮想通貨投資サイト (block-bridge.pro
) に関して「出金できない」といった被害報告が相次いでいます。高額な利益を謳いながら実際には出金に応じないなど、投資詐欺の疑いがあるとして注目されています。本記事では、Block Bridgeのサイト内容や運営会社情報、SNS上の口コミ、海外の警告情報、ドメイン登録情報、類似の詐欺サイトの存在、そして投資家が注意すべきポイントについて徹底調査しました。

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Block Bridgeとは?サイトの特徴と運営会社情報
Block Bridge (ブロックブリッジ)は、一見すると本格的な仮想通貨取引プラットフォームを装ったサイトです。公式サイトでは「デジタル資産で年率26%の利益」「300以上の暗号資産の取引対応」「専用のクレジットカードで2%キャッシュバック」など、魅力的なサービスを多数掲げています。トップページには「2019年から運営」「運用資産70億ドル超」といった文言もあり、一見老舗の大手取引所のように見せかけています。
しかし、こうした派手な宣伝とは裏腹に、サイトの実態は極めて不透明です。Block Bridgeの運営会社情報を確認すると、公式には以下のように記載されています:
- 運営者名: Block Bridge (※社名不明)
- 所在地: 35A Bd Joseph II, 1840 Ville-Haute Luxembourg (ルクセンブルクの住所)
- 電話番号: +352 66 134 7641 (ルクセンブルクの国番号)
- サポートメール:
[email protected]
所在地や電話番号はルクセンブルクのものが示されていますが、実在する企業名や金融ライセンスの記載が一切なく、信頼性に欠けます。通常、海外拠点の正規の取引所であれば、金融当局の認可情報(ライセンス番号等)や運営企業名が明示されるものですが、Block Bridgeにはそのような記載が確認できませんでした。運営実態が不明であり、規制当局に無登録のまま運営されている可能性が高いと言えます。
また、サイトの作りは洗練されていますが、所々に不自然な日本語や共通のテンプレートらしきデザインが見受けられます。これらは過去にも見られた詐欺サイト特有の手口であり、本物の取引所に見せかけるためにリアルなインターフェースを用意している可能性があります。例えばリアルタイムの価格チャートや高級感のある画像を配置し、ユーザーに安心感を与えようとしていますが、裏付けとなる事業実績や信頼に足る情報は提示されていません。
サイトの主な特徴
- 高利回りの約束: 「短期間での高利益」「最大年26%の利回り」など、異常に高いリターンを強調しています。一般的にこれほどの高利回りはリスクや裏付けなしには実現困難であり、誇大広告の可能性が高いです。
- 豪華なサービス内容: 取引、レンディング、専用カード発行などオールインワンのサービスを謳っています。初心者から富裕層まで幅広く惹きつける内容ですが、具体的な仕組みや提供元の説明は不十分です。
- 運営の透明性欠如: 上記のように、運営会社やライセンス情報が不明です。ルクセンブルクの住所が記載されていますが、その場所に実際のオフィスが存在しないとの報告もあります。電話も繋がらない、あるいは日本語が通じないといったケースも考えられます。
以上の点から、Block Bridgeは見かけこそ立派ですが、その運営実態は極めて怪しいと言えます。次章では、実際にBlock Bridgeを利用してしまった人々の声を見ていきましょう。
SNS上の口コミ・被害者の声
Block Bridgeについては、SNS上でも被害を疑う声が出始めています。特に匿名相談サイトやQ&Aサイトで実際の利用者による投稿が確認されています。
例えば、Yahoo!知恵袋にはBlock Bridgeに関する相談が寄せられています。その投稿者は「初期登録でもらったポイントがAI自動取引で270ドルに増え、『引き出せます』と連絡が来た。しかしアカウントがロックされ、出金するには39,000円の入金が必要と言われた。いきなり270ドルも貰えるなんて詐欺っぽい…」と不安を訴えていました (Yahoo!知恵袋)。
実際に「出金するには先に入金が必要」と要求される時点で非常に怪しく、典型的な詐欺サイトの手口と一致しています。
この質問に対する回答では、「海外の詐欺グループによるサイトと思われる」「有名人の名前や画像を盗用した偽の記事広告で勧誘している」との指摘がありました。さらに「39,000円入金したら39,000円失うだけ」と厳しく警告されています (Yahoo!知恵袋)。実際、このような先に手数料を払わせる要求は投資詐欺の常套手段であり、応じてはいけません。
Twitter(X)上でも、暗号資産投資に絡む怪しい広告や誘いが問題視されています。あるユーザーは「ブロックも通報もできない投資広告が流れてきて驚いた。リンク先はアカウントに紐付かず、アイコン部分まで全部リンクになっている…。Twitterも詐欺サイト紛いの広告を許容する次元まで堕ちたのか」という趣旨の投稿をしており、SNS上で詐欺的な広告が出回っていることに不安の声を上げています (Xの投稿)。Block Bridge自体に言及したツイートは現時点で多くは確認できないものの、類似の投資詐欺に対する警戒感が高まっているのは確かです。
その他、被害に遭った方の証言としては「マッチングアプリで知り合った人にBlock Bridgeを勧められた」「少額を入金して利益が出たので信じたら、追加で大金を入れるよう要求された」といったケースも聞かれます。「最初は少額でも出金できたから安心したら、その後に引き出そうとすると連絡が途絶えた」という声もあり、典型的な詐欺パターンに陥っていることがわかります。
これらの口コミから浮かび上がるのは、Block Bridgeがやはり出金できない詐欺的サイトではないかという強い疑いです。次に、海外のレビューサイトや掲示板での評価も見てみましょう。
海外のレビューサイト・警告情報での指摘
Block Bridgeに関しては、日本国内だけでなく海外のスキャム警告サイトでも注意喚起が始まっています。ScamAdviserなどのサイトでは、Block Bridgeの信頼スコアが非常に低く、「最近登録された新しいサイト」「所有者がWHOIS情報を秘匿している」「訪問者がほとんどいない」等のネガティブな点が指摘されています。
また、英語圏の口コミを見ても、Block Bridgeを実際に利用したとの具体的な声は少ないものの、「出金できない疑いがある」「サイトが使えなくなった」「サポートに連絡がつかない」といった投稿が散見されます。海外の仮想通貨フォーラムではBlock Bridge自体の話題は限定的ですが、似たようなサイト群が話題になっています。
実はBlock Bridgeは単独のサイトではなく、同種の詐欺サイト群の一つである可能性が高いのです。過去に海外で問題となった「24Option」というバイナリーオプション詐欺がありましたが、そのグループが手を替え品を替え、近年になってFXや暗号資産の偽取引プラットフォームを次々と立ち上げているという指摘があります。海外の警告サイトでは、Block Bridgeのほかにも以下のような名前が挙がっています:
- BigMarkets(ビッグマーケッツ)
- Bitcode Prime(ビットコードプライム)
- LukInvest(ルクインベスト)
- ArowInvest(アローインベスト)
- KROXIO(クロキシオ)
これらはいずれも日本人投資家を狙った偽の取引サイトとして報告されており、手口が酷似しています。例えば「著名人がTV番組でこの投資を勧めていた」という架空のニュース記事広告を使って集客し、興味を持った人をサイトに誘導、初回は小額の利益を出させて信用させた後、大金を入金させてから出金を拒否する…といった流れです。Block Bridgeもこのグループに属すると見られており、海外の有志がまとめた情報では「24Optionの詐欺集団が復活し、日本向けに大規模展開しているサイトの一つ」と分析されています。
このように、海外でもBlock Bridgeは極めて疑わしいサイトとして扱われています。では、客観的なドメイン情報からは何がわかるでしょうか。
ドメイン登録情報(WHOIS)から見える実態
Block Bridgeのドメイン情報を確認すると、さらにその怪しさが浮き彫りになります。block-bridge.pro
ドメインは2025年1月23日に登録されたばかりで、運用開始から数ヶ月程度しか経っていません。サイト上では「2019年から運営」と謳っていましたが、実際のドメイン取得時期と矛盾しており経歴詐称の疑いがあります。
さらに、ドメイン登録者の情報はプライバシー保護サービスによって隠されています(WHOIS情報非公開)。信頼できる正規の取引所であれば、少なくとも運営企業名を公開するものですが、Block Bridgeは意図的に所有者を秘匿しています。これは、責任の所在を曖昧にして追及を逃れる典型的な手法です。
また、同時期に類似のドメインが複数登録されていることも確認されました。例えばblock-bridge.trade
というドメインも2025年1月23日に取得されており、blockbridge.site
も2025年2月に登録されています。これらはBlock Bridgeと同一グループが用意した別ドメインと考えられ、一つのサイトが騒がれ始めると新たなドメインに移行する逃げ道を確保している可能性があります。
要するに、Block Bridgeのドメイン周りの情報は「新規に作られた匿名サイト」であることを示しており、老舗を装ったサイト側の主張とは食い違っています。このことからも運営者が何らかの後ろ暗い目的でサイトを急造したことが推測され、投資家にとって大きな警鐘となります。
類似する手口の関連サイトにも注意
前述のように、Block Bridgeと類似した手口のサイトが他にも存在します。名前や見た目を変えて次々と登場しているため、一つのサイトが閉鎖されても新しい名前で被害が繰り返される恐れがあります。
実際に確認されている関連サイトの例として、先ほど挙げたBigMarketsやBitcode Primeなどがあります。これらのサイトも有名人の顔写真を無断使用した広告や、「◯◯さんのおかげで億万長者に!」といった怪しい煽り文句で集客し、利用者を登録させています。サイトのデザインや機能説明は多少異なるものの、出金拒否や追加送金要求などの被害報告がどれも共通しており、同一グループの仕業と見られています。
さらに、block-bridge.pro
というドメイン自体も別のバリエーションサイトへリダイレクトするケースがあるようです。例えばblock-bridge.pro/ja/
とblock-bridge.pro/en/
で内容が変わったり、時期によっては別のクローンサイトに飛ばされるという情報もあります。このように、詐欺グループは巧妙にサイトを使い分けており、一つでも引っかかると別名義でも被害に遭うリスクがあります。
**類似サイトの特徴**:名前に「Crypto」「Invest」「FX」などを含めたそれらしいものが多く、サイトの作りはどれも洗練されています。だまされて登録してしまうと、同じ手口で入金を誘導され、最終的に出金できなくなるという流れです。今回のBlock Bridgeに限らず、聞いたことのない新興の投資サイトには十分注意が必要です。
投資家が気をつけるべきポイントと対策
以上の調査から、Block Bridgeには詐欺の疑いが濃厚だと分かりました。最後に、同様の被害に遭わないために投資家が注意すべきポイントを整理します。
- 「必ず儲かる話」は疑ってかかる: 投資に絶対はありません。「短期間で◯倍」「リスクなしで高収益」など、うますぎる話は詐欺の可能性大です。冷静に考えて不自然な高利益を謳う勧誘には乗らないようにしましょう。
- 運営会社・ライセンスを確認: 利用しようとしているプラットフォームが金融庁などの公的機関に登録済みか確認しましょう。無登録業者はそれだけで違法営業の疑いがあります。会社所在地や連絡先が曖昧な場合も要注意です。
- 口コミや評判を事前リサーチ: ネット上でそのサイト名を検索し、他のユーザーの体験談をチェックしてください。今回のように「出金できない」などの報告が見つかったら利用を避けるべきです。レビューサイトやSNSでの警告は貴重な情報源です。
- SNSやマッチングアプリで知り合った人の勧誘に注意: 最近はTwitterやInstagram、婚活アプリ経由で親しくなった相手から投資話を持ちかけられるケースが増えています。見知らぬ人から急に儲け話をされたら詐欺を疑うことが大切です。
- 少額出金できても安心しない: 詐欺サイトは最初に小額の利益を出金させて信用させる手口があります。「最初にお金が戻ったから大丈夫」と油断すると、次に高額を入金させられて逃げられてしまいます。最後まで気を抜かないようにしましょう。
- 「出金に手数料が必要」と言われたらストップ: 利用したサービスで利益が出ても、出金時に前払いや保証金を要求することは通常ありません。手数料や税金名目で送金を求められたら、それ以上の送金は絶対にしないでください。
- 被害に遭ったら早めに相談を: もし入金してしまい出金不能などの被害に気付いた場合は、一人で悩まずに速やかに専門機関へ相談しましょう。具体的には、お近くの消費生活センターや警察のサイバー犯罪相談窓口(#9110)に連絡してください。場合によっては弁護士や司法書士に相談し、返金請求の手続きをとることも検討すべきです。
仮想通貨への投資は魅力的な反面、今回のBlock Bridgeのように悪質な業者も存在します。「おかしい」と感じたら立ち止まり、絶対に無理をしないことが大切です。健全な投資環境を守るためにも、常に最新の情報を収集し、自衛策を講じましょう。
繰り返しになりますが、Block Bridgeのような疑わしいサイトには決して近寄らないことです。万一被害に遭われた方は、泣き寝入りせず然るべき機関に相談して対処してください。早めの対応が被害回復の可能性を高めます。
あなたの大切な資産を守るため、どうか十分にお気をつけください。

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