Twitterは、日常生活で起きたことや思ったことなどを自由に呟けるSNSです。
他のSNSに比べて自由度の高いという特徴がある反面、過激なツイートや怪しいツイートが多いです。
実際にTwitterでFXの儲け話を持ちかけられ、詐欺師に騙された人も一定数存在しています。
今回は、TwitterでFX詐欺に騙されないために、TwitterにおけるFX詐欺の手口や詐欺師と本物のトレーダーの見分け方、FX詐欺の回避方法を紹介します。
なお、詐欺被害に遭ってしまった方は、TwitterのFX詐欺に遭った際の相談先で対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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TwitterにおけるFX詐欺の手口
TwitterにおけるFX詐欺の手口を3つ紹介します。
- TwitterのDMで儲け話を持ちかけられる
- LINEに誘導され高額ツールを買わされる
- 出金不可になり連絡が取れなくなる
詐欺は一定のパターンがあるため、大まかな流れや謳い文句を知っておくと詐欺を簡単に見抜けます。
しかし、お金に目がくらんでしまうと、詐欺師の話を信じてしまうことがあります。常に客観的に考え、判断することを忘れないようにしましょう。
TwitterのDMで儲け話を持ちかけられる
TwitterのDMで「今なら絶対に損をしないFXの投資方法があります」と突然話を持ちかけられた場合は、簡単に詐欺を見抜ける方も多いでしょう。
しかし、Twitterで興味のあるアカウントからDMが来て、親しくなった上でFXの投資話を持ちかけられた場合はどうでしょうか。
TwitterのFX詐欺は増加しており、詐欺手口は日々巧妙化しています。そのため、一度親しくなってもお金の話を持ちかけられれば、距離を置くことをおすすめします。
LINEに誘導され高額ツールを買わされる
Twitterはオープンな環境なので、やり取りが続くとクローズドな環境であるLINEに誘導される可能性が高いです。
「LINEの方がよく使うので、LINEで話したいです」ともっともな理由を付けてLINEに誘導し、共通の趣味の話や世間話で盛り上がったところでお金の話を持ちかけてくる場合もあります。
TwitterのDMでやり取りをしていた際にお金の話が出なかった場合でも、LINEでお金の話が出ればアウトです。
最終的には高額情報商材や自動売買ツールを買わされるため、儲け話を匂わす発言がみられた場合には十分注意しましょう。
特に相手が異性の場合には、特別な感情を抱くようになる方も少なくないので、より一層注意が必要です。
出金不可になり連絡が取れなくなる
お金を支払えば、詐欺師は以下のような理由を付けてフェードアウトしようとします。
「今は運営がメンテナンス中なので、少しの間出金ができない」
「出金先口座の情報が間違えているから、他の口座に入金されている」
他にもさまざまな言葉で言い逃れをして、最終的には連絡が取れなくなります。
Twitterに潜むFX詐欺師と本物のトレーダーの見分け方
Twitterには、詐欺師と本物のトレーダーが混在し、見分けるのは簡単ではありません。
FX初心者でも詐欺師とトレーダーの見分けるポイントをいくつか紹介します。
- アカウント運営歴
- 相互フォローの相手
- DMでの勧誘の有無
まずは、アカウントの運営歴に注目しましょう。運営歴が長ければ、長期的にノウハウを販売して稼ぐことを目的としていたり、特に目的はなく自分の趣味でアカウントを作成した可能性が高いです。一方で運営歴が短ければ、詐欺をするために作られたアカウントの可能性が高いです。
また、相互フォローの相手に注目すると、詐欺師か本物のトレーダーかを見分けられます。信頼性の高いアカウント同士でフォローしていれば、本物のトレーダーの可能性が高いです。
アカウントをフォロー後、いいねやコメントをして相手から勧誘行為があれば詐欺師の可能性が高いです。本物のトレーダーは、目先のお金よりも信頼を大切にする傾向にあるので、特定の人に勧誘行為を行い信頼を失うリスクを取りません。
上記3つのポイントを意識すると、詐欺師を回避できる可能性が高まります。
TwitterのFX詐欺を回避する方法
TwitterのFX詐欺に遭わないために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 儲かってますアピールをしているアカウントはフォローしない
- 金融商品取引業の登録を受けているか確認する
- 断定表現を使い勧誘してくる人は即ブロックする
順を追って解説します。
儲かっていますアピールをしているアカウントはフォローしない
「1日で1,000万円の利益が発生しました」「初心者の方でも1日で最大50万円の利益を狙えます」などとツイートしているアカウントは注意しましょう。
上記のように儲かってますアピールをしているアカウントは、取引履歴を公開してFX初心者の注意を引き、最終的に情報商材を売るのが目的です。
中には本物のトレーダーがツイートしている場合もありますが、基本的には詐欺師が多いのでフォローしないようにしましょう。
金融商品取引業の登録を受けているか確認する
Twitterアカウントが詐欺師か本物のトレーダーかを見分け、アカウントを参考にした上でFX投資を始めたい人は、金融商品取引業の登録を受けているか確認しましょう。
金融商品取引業の登録を受けていない人が金融商品の販売や勧誘、助言などを行うのは犯罪行為です。
金融商品取引業の登録は本名で行う必要があるので、実名を公開してもらえなければ詐欺師の可能性が高いです。
仮に「実名を公開するのはプライバシーだから厳しい」と本名を教えてもらえなかった場合には、詐欺師でなくても信頼するに値しないのでお金を出さないようにしましょう。
下記のリンクから、金融商品取引業の登録を受けているか確認できます。
免許・許可・登録等を受けている業者一覧 ： 金融庁 (fsa.go.jp)
断定表現を使い勧誘してくる人は即ブロックする
「今なら月利30%以上が確実です」「損をすることなく学びつつ稼げます」と断定的な表現を使って勧誘されれば、詐欺師の可能性が高いです。
FXは投資の1つなので、絶対に利益が出るという保証はどこにもありません。
また、不確実性事項について断定的な表現で勧誘するのは金融商品販売法で禁止されているため、上記のような表現が使われた時点で違法です。
仮に、儲かることを示唆するような表現が見られた場合には即ブロックしましょう。
TwitterのFX詐欺に遭った際の相談先
仮にTwitterでFX詐欺に遭ってしまった場合には、アカウントが無くならないうちに加害者の情報を集める必要があります。
TwitterやLINEから個人情報を特定するのは難しいので、インターネットに関する専門的な知識を持っている調査会社に調査を依頼することをおすすめします。
調査会社は加害者の身元を割り出すのは得意としますが、返金請求といった法的措置は取れないので、身元を割り出せば弁護士に依頼しましょう。
ART法律事務所では、無料相談を受け付けています。返金できる可能性はあるか判断をしてもらうために相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、TwitterにおけるFX詐欺の手口や詐欺師とトレーダーの見分け方、詐欺の回避方法などを徹底解説しました。
詐欺師は悩んでいる人に最もらしい悩みの解決策を持ちかけ、相手の信頼を獲得しようとします。
詐欺のパターンはさまざまですが、ほぼすべての詐欺は上記の通りに行われます。
仮に、Twitter上で見知らぬ人から最もらしい悩みの解決策を提示されたり、プライベートに踏み込まれたりした場合には注意が必要です。
仮に、TwitterでFX詐欺にあった場合には、ART法律事務所にて無料相談をしてみましょう。
恋愛詐欺や海外FX・仮想通貨詐欺の被害に遭われた方は、まず法律事務所に無料相談しましょう。
海外事案や投資詐欺事案に強い法律事務所であれば、詐欺被害金の返金の可能性があります。
