手軽に写真や動画などを撮影・投稿でき、多くの人と繋がることができるインスタですが、見ず知らずの人からのDMが届くこともしばしばあります。
容姿端麗な人や資産家のような人から突然DMがきて、甘い言葉についつい返信してしまう人も多いようです。しかし、見知らぬ人からの突然のDMは、詐欺の可能性が高いため注意が必要です。
詐欺の被害者にならないためには、インスタのDMを利用した詐欺手口や対策法を知っておく必要があります。
もしもご自身が「少し怪しいな」と感じている相手がいる場合、この記事を参考に対策を行いましょう。

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インスタのDMで詐欺に遭いやすい人の特徴
インスタのDMで詐欺に遭いやすい人には、以下のような特徴があります。
- 普段から人との関わりが少ない
- 資産運用経験が浅い
- 余裕資金の使い方に悩んでいる
自分が詐欺に遭いやすいタイプなのかチェックしてみましょう。
普段から人との関わりが少ない
普段から人との付き合いが少ない場合、インスタ上の交友関係が心の支えである人も少なくありません。
また異性との関わりが少ない人は、DMでのやり取りを通じて恋愛感情を抱いてしまうケースもあります。
普段寂しさを感じている人や他人との距離感に悩んでいる人の多くは、自分のことを好意的にみてくれる人を信用しやすい傾向にあります。
インスタで好意的なDMをされると、詐欺師であっても信頼してしまうリスクがあるので、インスタ上での交友が盛んな人は注意が必要です。
資産運用経験が浅い
詐欺師はターゲットからお金を奪うために、なんとしても案件へ投資させようとします。
具体的には、「月利30%を超える可能性がある」「いまなら損をしない」といったように、相場以上のリターンが出ることをちらつかせて勧誘してきます。
もし投資の経験があれば、上記のような大きすぎる利回りに疑いの目を向けることもできるでしょう。
しかし、資産運用経験が浅い人は、投資において人を疑う必要があることを知らないので、詐欺師の言うことをそのまま信じてしまうリスクがあります。
自分のお金を動かす際には、分からないままお金を出すのではなく、入念に下調べをしましょう。
余裕資金の使い方に悩んでいる
近年、銀行預金の金利は0.01〜0.001%前後と十数年前に比べて下がっているため、銀行に預けておくメリットは少なくなっています。
そこで余裕資金があると、「銀行に預けるのではなく投資に回した方がプラスになる」と考える人も増えてきています。
しかし、詐欺師は上記のような「もっと得をしたい」という心理を利用し、相手にお金を出させようとします。
株式投資や仮想通貨投資などの資産運用経験がある人でも、詐欺師によって騙されるケースは意外と多いので、お金の知識があるからといって油断しないようにしましょう。
インスタのDMを利用した詐欺手口
インスタのDM(ダイレクトメール)を利用した詐欺手口には、次のようなものがあります。
- 儲け話や投資スクールには要注意
- 個人情報を入力させるよう誘導
- ある程度親しくなったらLINE交換を要求してくる
- 恋愛感情を持たせるようなDMは要注意
もし上記のようなDMが来た場合、詐欺の可能性が高いので注意しましょう。
儲け話や投資スクールには要注意
インスタの投稿写真の中には、まるでセレブな生活を送っているかのような画像をアップしている人もいます。
詐欺師はターゲットに、「自分もインスタ上のセレブのような生活をしてみたい」と思わせ、心を揺さぶることで最終的にお金を巻き上げます。
突然インスタ上で他人からおいしい儲け話を持ちかけられた場合、ほぼ100%詐欺なので即ブロックしましょう。
個人情報を入力させるよう誘導
インスタのDMにURLを送り、メールアドレスやクレジットカードなどの個人情報を入力させ、間接的にお金を巻き取る詐欺手口が急増しています。
この手法は古くから「フィッシング詐欺」と呼ばれ、公共機関や有名企業のサイトの真似をして偽サイトが作られます。
近年では、技術進歩により複製サイトのクオリティが高まっているため、本物と見間違うほどの完成度で作られていることも少なくありません。
「きちんとしたサイトに見えるから大丈夫だろう」と油断せず、URLを送り付けてきたアカウントが本当に信頼できるかどうか判断しましょう。
個人情報を入力しなくても、URLを開いただけで情報が抜き取られる場合もあります。インスタのアカウントが乗っ取られるケースもあるため、DMに添付されたURLは開かないようにしましょう。
ある程度親しくなったらLINE交換を要求してくる
インスタのDMでやり取りを続けていると、相手からLINEの交換を求められることもあります。
「もっと仲良くなりたい」といった親近感を抱かせる理由でLINEの交換を求めてきますが、いざLINEを交換してみると、お金の話をされて高額商品を勧められるケースも少なくありません。
LINEは気軽に繋がれるツールとしては便利なSNSですが監視機能が強くないので、執拗にLINEに誘導してくる人には注意が必要です。
恋愛感情を持たせるようなDMは要注意
SNS上でやり取りをしていると、相手のことが気になったり、好きになったりすることも少なくありません。
しかし、恋愛感情を利用して詐欺をはたらく詐欺師が存在しているため、相手に恋愛感情を持った場合でも慎重にやり取りをする必要があります。
恋愛感情を持たせる詐欺は、1〜3か月程度の長期にわたってやり取りを交わし、信頼関係を構築した状態で金銭の要求をしてきます。
「家族が突然倒れてしまった」「闇金業者から借金していて追われている」などと言葉巧みに金銭を要求してきますが、いざお金を渡すと一言の感謝もなく連絡が途絶えるケースがほとんどです。
恋愛感情を持たせる恋愛詐欺による被害は、近年増加傾向にあるので十分注意しましょう。
インスタのDM詐欺に遭わないための対策法
インスタのDM詐欺に遭わないための対策法をご紹介します。
- フォローしている人以外のDMを許可しない
- アカウントを非公開にする
- DMの添付URLはクリックしない
- 多要素認証をオンにする
上記の内容に沿ってインスタアカウントを設定しましょう。
フォローしている人以外のDMを許可しない
インスタのDMは、「自分がフォローしている人からのメッセージしか許可しない」という設定に変更できます。
「自分がフォローしている人からのDM以外を許可しない」という設定にすると、知らないアカウントからDMが送られてくることが無くなります。
全くの他人から送られてくるDMでいい思いをするケースは少ないので、仮に設定ミスで他人からDMが送られてきても無視しましょう。
アカウントを非公開にする
インスタでは、自分がフォローした人以外にもアカウント内容を見せる「公開アカウント」から、自分がフォローした人以外にアカウント内容を見せない「非公開アカウント」に変更できます。
非公開アカウントにすると、自分のフォロワーは知人や友人のみに絞られるので、インスタ上で怪しい人から干渉されなくなります。
自分の投稿を知らない人に見られることもなくなるので、安心してインスタを使えるでしょう。
DMの添付URLはクリックしない
海外アカウントやフォロワー数に対して圧倒的にフォロー数が多いアカウントなど、怪しい人から送られてきたDM内に貼られているURLをクリックしないようにしましょう。
URLをクリックしてしまうとログイン情報を盗まれ、インスタアカウントを乗っ取られてしまうリスクがあります。
基本的には日本語が不自然な海外アカウントがURLを送ってくるため、一目で怪しいと分かりますが、稀に著名人の偽物がDMを送ってくる場合もあります。
「〇〇からDMが来た!」と喜び、URLをクリックしてしまう人もいるので、偽物にも気を付けましょう。
多要素認証をオンにする
多要素認証をオンにすると、パスワードに加えてセキュリティーコードの入力または通知のクリックが必要になるので、詐欺師に自分のインスタアカウントを乗っ取られるリスクを抑えられます。
中には、パスワードをハッキングしてアカウントを乗っ取る詐欺師もいますが、パスワードとセキュリティーコードの両方をハッキングし、アカウントを乗っ取るのは難しいでしょう。
多要素認証をオンにすると、セキュリティレベルが高くなるので、インスタのDM詐欺を未然に回避できる可能性が高まります。
インスタのDMで詐欺に遭った場合の解決法
インスタのDMで詐欺に遭った場合、以下のような解決策があります。
- インスタの運営に通報する
- 警察に被害届を出す
- 調査会社に相談する
- 弁護士に相談する
それぞれ順番に解説します。
インスタの運営に通報する
インスタの運営に詐欺被害の相談すると、詐欺をはたらいたアカウントのブロックや凍結などの対応をしてもらえる場合があります。
インスタの運営に相談すると詐欺被害の拡大防止はできるものの、返金請求や詳しい調査などは行えません。
また、詐欺師が複数のアカウントを使用している可能性もあるので、運営によるアカウント凍結と詐欺師による新しいアカウント作成のいたちごっこになる可能性が高いです。
詐欺被害の拡大を防止するには、公的機関への通報も並行して行う必要があります。
警察に被害届を出す
詐欺被害に遭うと、真っ先に警察への相談を考える人も多いでしょう。
しかし警察では、証拠が不十分であったり、期間が経ってしまったりした場合は捜査に応じてもらえない可能性もあります。
被害届を出す際には、一定の証拠となりえるものが必要です。事前の準備を整え、下調べには調査会社などの機関を利用することも検討しましょう。
調査会社に相談する
証拠集めにおいて最も有効な手段は、調査会社への相談です。
弁護士が返金請求するには、裁判で相手に勝つ必要があります。そのため、裁判で有利になる程度の証拠を集めるために、調査会社への依頼はおすすめです。
最近では、Web上の詐欺に対応している調査会社も増えているため、返金請求が難しいとされているデジタル詐欺でも返金してもらえる可能性があります。
また、弁護士に証拠集めから返金請求まで依頼するより、証拠集めを調査会社に依頼することで部分的に費用を抑えられる可能性もあります。
訴訟できる証拠が揃っていない人は、調査会社に依頼しましょう。
弁護士に相談する
詐欺によって受けた被害額を請求するためには、相手に民事上の責任を問う必要があります。
警察官や調査会社では相手に民事上の責任を問えないので、返金請求を行う際には弁護士に相談しましょう。
しかし、デジタル犯罪は証拠集めが困難なので、訴訟できる程度の証拠を集めるためには、長期間依頼しなければならない可能性があります。
弁護士費用を抑えたい人は、証拠集めを調査会社に依頼することをおすすめします。
インスタ等のネット詐欺に強い調査会社へ相談を
今回は、インスタのDMを利用した詐欺手口や詐欺に遭わないための対策法、詐欺に遭った場合の解決策などを紹介しました。
インスタ等のネット詐欺の多くにおいて、証拠を掴むのは困難です。
また、お金を騙し取られてから時間が経過しすぎると、詐欺の立証が難しくなるので、詐欺とわかった時点ですぐに調査会社へ依頼しましょう。
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